どうも!
ついに花粉の季節を乗り切って絶好調な感じを取り戻しつつある北沢力です!
絶対にあり得ない事ですが…
僕は、山奥に篭って意味不明な絵を描いて、それを収入源として生活したい、みたいな願望があります。
残念ながら僕には絵心みたいなモノが微塵も無いので物理的には不可能な願望です(笑)。
きっとただの憧れであって本当にそうしたいかと言われるとどうだかわかりません。
ソレが絵である必要も無く、とにかく無から何かを生み出したいような願望があるのかもしれません。
“無から何かを生み出す”
この作業は、今の僕の職業である声優の仕事としては、当てはまっている事ではあるのですが、山奥に篭ってはいないという部分が現実と願望が一致しない部分なのかもしれません。
もし、山奥に篭りながら喋った声が、山奥に篭らなければ出ないような声なのであれば、山奥に篭る価値はあるのでしょうが、きっと山奥だろうが都心のスタジオだろうが、生み出す表現はあまり変わらないように思います。
しかし…
本当に変わらないのでしょうか?
もしかしたら、今迄に無いような何か斬新な表現が生まれるかもしれません。
しかし生まれたとしても、声という表現は非常に繊細で、わかりにくい部分もあるので、声の評論家的な専門家みたいな偉そうな人が「うむぅ…この喋りは富士山の六合目辺りで収録したものに違いない!素晴らしい!」なんてわかる筈も無く、結局は自己満足で終わってしまうような気がしますのです。
誰が何を思おうが、僕が山奥で収録した声に都心のスタジオでは表現出来ない何かを感じたならば山奥に篭れば良いような気がしますが、そんな事をした事も無いですし、山奥に収録する環境が無さそうなので現実化はしないでしょう(笑)。
しかし、新たな何かってのは人が思いつかないような所から生まれるような気がしますので、意味不明な発想ではありますが、今後、そんなような事にチャレンジしたいような気がしています。