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イースターも終わり、
そろそろ観光シーズンに入ったトスカーナです。
近年、
こうゆう風に、馬で旅をする人が増えているように思います。
車でビュンと過ぎると、
同じような景色に飽きてしまうけど、
ゆっくり過ぎる景色は、
風、音、匂い、光と、五感を存分に刺激し、
この上ない贅沢な気持ちにさせてくれます。
「馬?乗れない」と諦めないで、
馬車を借りるという手もあります。
クレーテ セネーズィと呼ばれるシエナの青みがかったグレーの地、
それが一面、黄色になり、赤になり、緑になり、小麦色に変わり、
花の香り、草を刈った匂い、
世界遺産にもなるオルチャ渓谷を眺め、、、
と、写真には写りきらない旅もいいですよ。
そして一日疲れたら、
地元のもので最高の料理に最高のワイン!
とうちゃん、呼んで下さいね〜。
さて、今回は南イタリアのパスタ、オレッキエッテです。
オレッキオが「耳」
エッテと変わるのは小さいという意味になり、
そのまま、小さい耳の形のパスタ。
いきますよ!
粉 500g
(強力粉、中力粉、全粒粉、混ぜたりします。
全粒粉は水を多く吸うので、水分を多めに。)
水 250g
オリーブオイル 20ml
またシンプルです。
全部を混ぜて、捏ねて捏ねて、
1時間ほど蓋をして休ませます。
そして棒状に伸ばしたら、スケッパーでパッパッパッと切る。
手のひらで直径2センチほどに丸める。
指でムニュッと台に押し付けて真ん中をくぼませる。
パスタの準備はこれだけです。
簡単で楽しいですよ〜。
今回は、菜の花のような、
Cima Di Rapa (チーマディラーパ)を使います。
オレッキエッテと言えばこのチーマディラーパやブロッコリー、
今の季節のブロッコレッティと呼ばれる、
ブロッコリーの一番花を摘んだ後に脇からドンドンと出て来る
小さなブロッコリーやその周りの葉っぱをよく使います。
カブの葉っぱでもいいですね。
パスタを茹でるお湯(塩たっぷり)で、葉を茹でる。
横でフライパンに潰したニンニク、一カケのペペロンチーノ、
アンチョビーを2、3枚、(なくてもいいです)
オリーブオイルたっぷり入れてから火をつけます。
ゆで上がった葉をフライパンで炒める。
中華料理のようにフライパンを熱くはしないです。
じんわりゆっくり香りが出て、ニンニクに色をつけない!
そこへ同じお湯で湯がいたパスタを入れ、絡める。
うまく出来ましたか?
簡単でしょう?
手打ちパスタは乾燥パスタとは全然違う食感、
モチモチ感が最高に美味しい!!
これも家族、友達とワイワイと作ってみてくださいね。