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キャバクラ、クラブ、バー…それらのナイトスポットは大人の社交場としての機能があります。
もともとは、「仕事の話をするときに男性だけではなく女性がいたほうが円滑に話がまとまる」という考えから女性のいるお店を男性が商談で使うようになったのがスタートだとか。
確かにそのような場合であればお互い会社を背負ってその場に臨んでるわけで、女性の前で見苦しいふるまいはしないという期待や場があれても女性がとりなしてくれるだろうという効果を見込んでの用途なのでしょう。
そのような用途から口の堅い女性のほうが望ましいということで、高級クラブなどプロの職能が求められるようになりました。
つまり、水商売の中でもクラブホステスや高級キャバクラのホステスはファシリテーター的な役割も求められる。
これはまさしくプロの仕事だと思います。
わたしは残念ながら高級と呼ばれるクラブでの勤務経験がないので先達の話を聞くだけですが、あるお客様はここぞというときに必ず使うお店があるのだとか。
そのお客様曰く、“どんなギスギスしそうな相手でもクラブに行くところまでこぎつければ100%纏められる”のだそうで、そのお客様と指名ホステスの方は商売上のパートナー性さえ感じさせます。当然、そのお客様はホステスさんに頭が上がらないそうです^^
逆に、女性が女性のクライアントに対し、ホストクラブで商談するという話は今のところ聞いたことがありません。
ホストがそこまでの職能を要求されていないのか、あるいは女性が潤滑剤として男性を必要としないのか。
女性の中に男性を放り込むと、その男性をめぐっての心理的な駆け引きが出がちなので、わたしは後者だと思いますが面白いことだなと思います。
女性は異性を仕事の場にそこまで必要としないけれど、男性は異性の存在を必要とする
逆に女性はホストクラブに限らずバーなどのナイトスポットはリラックスの場として使うことが多いわけで、これは性差なのか仕事上の職務差なのか。
自分には覗けなかったクラブの話はいろいろと興味深く、やはりプロの仕事場なのだなあと強く感じた一件でした。