2015/03/31
おし。ではさっそくランプブラックの顔料をなじませてみよう。ランプに火を燈すと、煤が出ますよね?それをかき集めたものです。
ところで、黒鉛、煤、そして顔料のランプブラック、この辺りの違いが正直さっぱりわからない。
煤はほかの2つに比べてもっと広定義らしいが。。。。
まあ炭素ですな。
黒い色っていうのは、光を反射せずに吸収するので、我々人間の眼には形を判別しにくく映るわけですが、
黒色物質によって、各々、光の吸収率ってものがあるらしく、今まではどんなに黒くてもその吸収率は97%あたりが限界だったらしいです。
まあどんなに黒くても、目を凝らしてみれば凹凸がわかるというわけ。
しかし近年どこぞの国が、光の吸収率99.7%の黒色物質を開発したそうで
もうほんと、闇。そこだけ抵抗感がなく空間がぽっかり空いてるかんじ。
これ、クシャっとシワを寄せたアルミホイルに塗布されているとのことですが、凹凸まったくわからないでしょう?
画材に応用してくれないもんだろうか?
奥行のある暗い背景とかに便利そう。。
さて、話がそれましたけど、ランプブラックですよ。
適量を画面に落としてガーゼでなじませる。。
いやいやそんなはずは、、、
チャコールペンシルを粉にして使ってみよう。。。。
あれ?あー
失敗した。
うーん。。。。
湿式(水を使ってペーパーをかけること)が原因で画面の目がツルツルの箇所とザラザラの箇所ができてしまったらしい。
しかも800番だと目が細かすぎて材料が乗らない。
乾式でもう一回やろう。
番手は240くらいがいいと見た。
2015/03/31 12:27 | fukui | No Comments