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常々感じる事だけど、演奏する身体と踊る身体は一緒だと思う。
ついこの間、テレビを見ているとナデシコ対フランスのサッカーの試合が始まった。
試合の前の国歌斉唱、フランスはダラダラと歌い始めた。
いや、もしかすると口パクの人もいたかも?そう思うくらいダラっと歌っていた。
うーん、しっかり歌えばいいのに?
だってこの後すぐ試合よね?
すぐ動けないとダメじゃない?
選手たち、もちろん試合前にアップも終わってるだろうに。
だったらなおさら歌もしっかり歌えば身体も動くでしょ?
歌える身体になってるでしょ?
なんて思ってしまった。
私が監督なら試合前の国歌は全力で歌うように、なんて言うかもね。
身体が温まり、ほぐれていると声もよく出ると感じる。
逆に声が出にくいな、出したくないな、という時は身体も重い。
結局歌もスポーツも、いつでも動き出せる身体でないと本領発揮できない。
そーんなことをぼんやり考えてた3月終わり。
先日朝一のレッスンでまさにそんな事がおきた。
レッスンってボケとツッコミではないけど、それに近いものがある。予期してないところで生徒さんがズッコケるとこちらはビックリさせられ、間髪入れずにつっこまないと、と慌てさせられる。
朝一のレッスンでまだ身体が起きていなかったのに、慌てて声を出して100%のツッコミを入れた私は呼吸を乱し、喉にダメージを受けた。
これ、当たり前だけど生徒さんのせいじゃないのよ。
コントじゃないから、生徒さんは段取りでボケないんですから。いつもレッスンはアドリブ状態!いつでもツッコミを入れられる身体にしていないとダメなんです!
暖かくなって、身体も緩む季節。だからこそ実はギックリとか寝違えもこの時期多いのです!
皆さんもウォーミングアップは入念にしましょう!