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2015/03/22

 

みなさんは、初めてSalsa系の音楽をマトモに聴いた時にどぉー感じたのだろーか???

 

コレから初めてマトモに聴こうとされる方は、どぉー感じるのだろーか???

 

 

おそらくは、好意的に受け止められるコトが多いんだと思う。

 

Salsa系の音楽は、Jazz、Blues、R&R、Soul、C&W、Reggae、Samba等の音楽と同様かそれ以上にポピュラーミュージックの根幹になってるものだから、意外に思われる方もいらっしゃるだろ~が マニアックな音楽ではなく 好意的に受け止められるコトがある程度 当り前の音楽。

 

そのリズムの躍動感とかエネルギーとか音色とか 雰囲気とかに ズドーン!! と熱く浮き浮きさせられちゃうものを感じるのが まぁー普通なんだと思う。

 

 

俺の場合も、、、

おー超カッコイイじゃん!!

なんだコレ!!!

素晴らしい迫力だね!!

ヤバいね!! このホーンセクション!!

ピアノ!! いかにもLatin!! って感じだね!!

熱いよね!!

Bass どーゆーリズム感してるんだろ???

カッコイイね!!

Vocalの声も超カッコイイし

歌い回し素晴らしいね!!

職人!! って感じだね!!

やっぱりSalsaって 俺の好きな音楽だったね!!

 

マズは、そんな感じだったと思う。

演奏能力の高い人達が演奏する音楽だとも感じたんだと思う。

 

 

素晴らしい音楽に出会った!!

Salsaこそ私の音楽だ!!

 

俺の場合 最初からそこまでは 思わなかったけど、 思ったとしても 別になんの不思議もない当り前の感想だったと思う。

前出の音楽ジャンルと同様に世界中の人々から愛されている音楽だ。

 

音楽も 小説も 映画も 多くの人々が 似通った感じ方をする様に作られてる。

当り前だ。

そーでなくちゃ 意味が通じない。

映画の中で  Salsa系の音楽とともにシーンが切替わる様なコトが 超よくあるが ソレもだいたい皆さん 同じ様な気分になるトコのハズだ。

 

 

初めてSalsa系の音楽をマトモに聴いた時、

もうひとつ 衝撃的に好意的な感想を持った!!

 

この音楽 素晴らしい!!

全部の楽器の音が ちゃんと聴こえる!!

それも、ピアノ、ベース、トランペット、トロンボーン!!

ホーンセクションの人数 俺の耳でも数えられる!!

素晴らしい!!

やっぱさ!!

幼稚園児でも名前を知ってる様な楽器で演奏される音楽って 素晴らしいね!!

 

ボンゴ、コンガ&ティンバレス その辺りは 耳に経験がさほどないから 聴き分けられなかったけど、ともかく それぞれの楽器の音が ちゃんと聴こえることが 衝撃的だった!!

 

 

↑コレって、本来は 可笑しな感想だよね。

みんな年がら年中いろんな音楽を耳にしてるだろーが、楽器の音なんて 聴き分けて聴かないでしょ???

聴こえないから、聴き取れないのだ。

いかに日頃 異常な音楽を聴いてるかの証拠みたいなものだ。

 

例えば、古いModern Jazzのレコードなんかは、ドラム、ベース、ピアノ、トランペット、サキソフォン等の音が それぞれハッキリ聴こえるじゃん。

 

Rockや Popular Musicは、どーだろ?

日本のポピュラーミュージックは?

 

エレクトリックギター、電子ピアノ、シンセサイザーなどと、コンプレッサー、リミッター、ノイズリダクション、エコーやリヴァーブ他 数々のエフェクト処理のせいで 耳に聴こえにくい音が 聴こえ過ぎる(≧∇≦)

 

耳に聴こえにくい音が 迫力を生み出すとゆー側面もあるし 耳に聴こえにくい残響音等を増やすことで ゴージャスな音だと 勘違いさせる効果がある。

そうした楽器と処理のせいで 何人で 演奏してるのかさえ 聴き取れない音楽が 氾濫してた。

 

確かに、ポピュラーミュージックなんて歌さえハッキリ聴こえりゃイ~じゃん!!

って ものなのかも知れない

 

 

 

 

初めてSalsa系の音楽をマトモに聴いた時、

この音楽 素晴らしい!!

全部の楽器の音が ちゃんと聴こえる!!

と 衝撃を受けたのには 大きく3つの理由がある。

 

1.Rolling Stones の超カッコイイ曲の音が悪くてイラついていたこと。

 

2.練習Studioで Volを上げれば上げるほど、、、

 

3.Soul系音楽の素晴らしいベーシスト達の音!!

 

1.Rolling Stonesの大有名曲 超カッコイイStones styeのR&R の数曲。

曲の前半は イイ!!

2本のギターの絡みとベースとドラム そして ミックジャガーの歌 キースのコーラスがカッコイイ!!

ところが 終盤のリフレインに進んで

リヴァーブの効いたサクソフォンや 女性コーラス隊等が 被ってくると もーなにがなんだかわからないグチャグチャな音になっちゃう。R&Rの王様みたいな R.Stonesのレコードの音がコレでイイの??? と思い続けてたワケさ。

 

 

 

 

2.高校生時代に一番苦戦したのは、練習StudioのRoland JC-120だ。

あのアンプも 後には素晴らしいアンプなんだと 理解したが、当時は ともかく腹立たしいアンプでしかなかった。

ドラム、ベース、ギター2本とヴォーカルのシンプルな編成でハードロックバンドをやってたんだけど、音が聴こえないからVol.を上げる。Vol.を上げるとますます必要な音が聴こえなくなる。どんどん余計に煩くなるだけなのだ。

つまり、ギターアンプのVol.を上げれば上げるほど 必要な音以上に 耳に聴こえにくい不要な音を増幅してしまうのだ。

思い出しても腹立たしい!!

 

 

3.そして、ドナルド・ダック・ダン、ウィーリー・ウィークス、ゴードン・エドワーズ、フランシス・ロッコ・プレステアとゆー 素晴らしいR&B系のエレクトリック・ベース・プレイヤー達の音がいかに理に適ってるのかに 気付き始めた。

とゆーか、素晴らしい音楽は皆 ちゃんと理に適った音で演奏されてるんだと知った。

大学生の頃だった。

やっぱりビルワイマンって 素晴らしいベーシストだな!! と思うことにも繋がった。

 

当り前だけど、素晴らしいベーシストは、上記のベーシストだけじゃない。社会人になってからも 続々と素晴らしいベーシストの音と出会った。

 

因みに、俺が最高に大好きなギターの音

BBKingとエドワード・ヴァン・ヘイレン。

プリンス。うじきつよしさん。

 

このことにも意味がある。P.A.F.系の中域が立った音だ。P.A.F.ではないが スティーブ・クロッパーさんも 同じ効果の超カッコイイ音だ。P-90が大好きな理由も同じだ。

 

今日たまたま FBに ナイル・ロジャースさんの演奏を拡散してる方がいらして 聴き入ってしまったが やはりアンサンブルの中で素晴らしい意味のある音なのだ!!

 

 

音楽って アンサンブルの音がちゃんと 聴こえた方が カッコイイじゃん♪

聴こえなくっちゃ意味がない。

 

3ピースのロックバンドなら、ギターとベースが ワイドレンジのブッ太い音を出しても

ヴォーカルをロバート・プラントさんや

イアン・ギランさんにお願いできる限りは

問題ない。

 

3人じゃ負担が重いし、大人数の方が いろんなコトが デキるし 負担が軽くなるワケなんだけど、その分 自分の持ち場の音域はシッカリ鳴らさなければ ならない。

自分の持ち場以外の音域は、出しちゃイケナイ。

 

理屈は、簡単で誰にでも理解デキるコトなんだけど、アンプで増幅する必要のある音楽で このことは、非常に難しく奥が深い!!

 

完全な解決を求めるコトは できないものだし ソレが嫌なら クラシックの時代からある楽器だけで 生音で演奏するしかない。

 

 

サルサ系の音楽では、R&B music 以上に この問題を見事に回避して演奏されてる!!

 

 

初めてマトモにSalsa系の音楽を聴いた時には このことにも 猛烈にアガった!!

 

 

俺的にSalsaが 教えてくれたものとは、

音楽教育を受けておらず

能力も低いながらも

音楽が大好きで

中学~高校~大学時代に 苦労して 聴き取ったものの 答え合わせが Salsa系の音楽にあった!!   とゆーコトなんですよ。

 

この道は、ソレから20年以上を経ても

Salsaが教えてくれたものvol.1に書いた様なコトに繋がっていっちゃう。

 

アンサンブルの中で 楽器の音は 聴こえなくっちゃ意味がない。

ヴォリュームを上げれば聴こえるじゃん!!

ってのは雑な思い違い。

安易にヴォリュームを上げると不要な音まで増幅してしまうのだ。

 

面倒くさい?

大変?

 

いや、気付いて おーッ!! って思うコトは

楽しいコト以外のなんでもない\(^o^)/

 

 

コレは、俺の耳の聴き取り能力が低いからこそのもので、聴き取り能力が高い人には、関係のないこと。

 

ホントに耳の良い方々は、こんなコト意識しないでも 自然とそーしてるものらしい。

 

面白れーな(≧∇≦)

 

やめられまへん(≧∇≦)

2015/03/22 01:50 | hiro | No Comments