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2015/03/20
先週のことですが、某劇場のファミリーコンサートの旅公演で岐阜の可児へ。
可児市の小学3年生が大きなホールに集結し、芸術鑑賞会ということで、夏に家族向けに上演していた雰囲気とはまたちがう客席のテンション。
幕が上がる前からワクワクして落ち着かない様子。
脚本もファンタジーで、ところどころ参加型でみんなで一緒に歌えば、悪役の頑なな心も溶けるという設定。子供たちの、自分たちにもなにかできないか、と乗り出す勢い、姿勢も見てとれました。
今の小学3年生はこんなにも一生懸命に綺麗な声で歌うのかと、何度も涙腺が緩みました。
歌うことが恥ずかしいと思い始めることのないように、そのままの素直な心を持ち続けてほしいというのは…ありきたりな大人の感情なのかもしれません。
音楽を通じ、人を思いやる心を持ち続ける。
「音楽は人々を幸せにするために生まれたのだから」
と主人公の台詞。
音楽の魔法が大人になっても解けませんように。
「音楽は心をつなぐ」
こんなにも素敵な音楽教育の公演に関わることができて幸せです。
2015/03/20 05:12 | uika | No Comments