毎年、僕の主催するサークル「浜松スポーツジャグリングサークル」で開催されている
ジャグリングの大会、「じゃぐなぎ杯」は、今年は2/28~3/1に開催されました。
こちらの出演者の感想を人ごと書くのが例年なのですが、
ちょっと今その時間はなさそう。
どこかに書きためておいて全部完成させたら公開という流れになると思います。
さて、
そのことよりも先に考えねばならぬことがあります。
その1週間後に「中部学生ジャグリング大会」なるものが行われました。
この大会は「中部」と銘打ってはいるものの、全国どこからの参加も可能で、
「学生」……幼稚園、小学生から大学院生であればだれでも参加できるというもの。
これの審査員も僕は受け持ったわけです。
中には、じゃぐなぎ杯に出場して、さらに中部学生ジャグリング大会にも参加する人もいました。
さらにいえば、その後関東学生大会、関西学生大会も開催されました。
そもそも、じゃぐなぎ杯は、
ジャグリングの大会が極端に少ない時期、(その頃はジャグリングの大会と言えばJJF(※日本最大のジャグリングの祭典)内で行われるチャンピオンシップくらいしかなかった)
もう少し気軽に参加できるような大会を作ろう、という趣旨で作ったものです。
それが今や、シガーボックス、ディアボロ、デビルスティックに関して言えば道具別の大会もあり、
さらに上記のような(学生に限定されているとはいえ)地区大会まで開催されています。
そんな中、じゃぐなぎ杯を開催する意義と言うものはあるのだろうか?
もはや、じゃぐなぎ杯は役割を終えていて、他の大会で充分ではないのだろうか?
出場者にとっては確かに経験も積めるし、大会によって微妙にルールの違いもあったりするので
ありがたいのかもしれませんが、3月にこう続けざまに大会があっても「そうそう違う結果は出ない」と思います。
そして、体育館で行う「じゃぐなぎ杯」より、ステージの上で行う「中部学生大会」の方が、よっぽど大会としてしっかりしている。(スタッフも多い。)
開催前からそういう思いはあり、今回のじゃぐなぎ杯に、希望すれば先着順で出場できる「ビギナー部門」、幅広くジャグリングの道具を扱える人を評価する「ジェネラリスト部門」を作って「色」をつけたのもそういう理由があったからというのもあります。
ゲーム形式で行った「ジェネラリスト部門」は、色々な課題こそあれ、成功したと思っています。
そして、「ビギナー部門」も、予想以上で、上級者の出場する「エキスパート部門」とは全く別のベクトルでの面白さがありました。
ただ、これら2つの部門の開催が可能だったのは、今僕の仕事が比較的忙しくなく、精神的にも時間的にも余裕があったから(Junk Stageの更新はサボっていましたが……)であり、来年果たして同じことができるかどうかはわかりません。
というか、そもそも、来年は今年まで使っていた体育館の取り壊しが決まっているため、場所を新たに探さなくてはならないということまであります。
「色」と言う意味では、じゃぐなぎ杯は意図的にイベントの数を少なくしてあり、
これは、主催の僕の負担を減らすのと同時に、意外と練習時間が少なくなってしまいがちなこういうジャグリングの大会で、「だべる」ことでの交流ができるという特徴もあるように思いますが……
どういうスタンスがのぞまれているのか、
そりゃ、開催すれば毎年のように感謝されますし、それで満足かなぁとも思うのですが、
イマイチ開催にあたって「独りよがり」で行っているような気がしてなりません。実際、(手伝ってくれた方には申し訳ないのですが)今回は周囲の協力が仰げず、とても苦しかった。
……まあ、僕のモチベーションがもうそこまで高くないことがこういう思いにつながってしまっているのかもしれません。