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2011/04/25

先月の反動からか、先週に続いてこの週末も「Choreography三昧」でした(笑)。

先週の「ヨコハマ大道芸」に続き、今週は「野毛大道芸」が地元横浜で開催されたわけですが、ご存知のとおり土曜日(23日)は雨模様で残念ながら中止となってしまいました。
しかし、そこでめげる私ではありません(笑)。
この土日には、「Choreography」はもうひとつ行われていたのです。
それは、東京の代々木第一体育館で行われていた「全日本体操競技選手権大会」です。
最近体操や新体操を見に行っていなかったのですが、たまたま時間ができたので久々に見てみようかなと思い立ちました。
しかも土曜日は、いわば「予選」だったのがよかったと思います。
といいますのは、「決勝」にあたる日曜日は土曜日の成績が上位の選手しか出場しないので、見られる選手の人数が少なくなってしまうからです。
ちなみに入場料は2000円(全席自由)でしたが、いい席はほとんど関係者によって占められていたようです(苦笑)。
あと、プログラムは別に1000円で売っていましたが、出場選手の名簿ならネットで入手できますので、わざわざ買う気にはなれませんでした(爆)。
当然今は、部外者は撮影禁止なので観賞に専念していましたが、男子は2グループ、女子は3グループに分かれて交替で演技を行っていたので、正午過ぎから午後6時半頃までのかなりの長丁場となりました。
私個人としてはやはり女子中心の観賞となりましたが、男子優勝の内村航平選手の鉄棒の演技のときには、思わず身を乗り出して見ていました。
さすがに北京五輪個人総合銀メダル、そして世界選手権個人総合2連覇の力は、格が違いましたね。
私が見た土曜日の段階ですでにトップに立ち、そのまま優勝を決めて日本選手権4連覇となりました。

さて一方女子ですが、やはり周囲の注目はエース・鶴見虹子選手と最近人気の田中理恵選手の優勝争いに、集中していましたね。
ここまで日本選手権5連覇を誇る鶴見選手がまだ18歳という事実に驚かされますが、20歳になってから急成長してきた田中選手とはまさに好対照という感じがします。
テレビなどでは、この両選手の「対決」を煽ってきた感がありますが、私が会場で目にしたのは全競技終了後に笑顔でハイタッチを交わした両選手の姿でした。
また日曜日のテレビ放送でも、両選手がガッチリ握手を交わしている姿が放映されていましたね。
結局は鶴見選手の6連覇達成で田中選手は2位という結果でしたが、これから国際大会に向けて両選手の活躍が大いに期待できるのではないかと思います。
ほかに印象に残ったのは、長年にわたって第一線で活躍を続けている大島杏子選手(4位)や、たくましい肩や腕にインパクトがあった高校1年生の寺本明日香選手(5位)といったところでしょうか。
それともうひとり、あまり上位ではありませんでしたが「内村春日」という選手もいて、やはり内村航平選手の妹だということです。
ちなみに名前は、「かすが」ではなく「はるひ」と読むそうです。
「涼宮」ではありませんが、なんか憂鬱そうな感じですね(笑)。
この後6月に行われるNHK杯を経て、10月に東京で行われる世界選手権への代表選手が選抜されることになります。
ここ数年男子の活躍が目立っていますが、女子もいい雰囲気になってきているように思いますので、世界選手権も楽しみにしています。

そして晴れ上がった日曜日は、当然野毛大道芸に繰り出しました。
しかし、中止になった土曜日の反動もあってか観客の数もこれまでになく多くなり、特に人気パフォーマーの演技する場所では開演30分以上前から場所を確保する観客で、すでに観賞可能場所が埋まっているというケースもありました。
そのひとつが、おなじみの在日中国雑技芸術団だったりします(苦笑)。
どのくらい観客が殺到していたかといいますと・・・

こんな感じです(爆)。
それと今回は、初めて見せるという新作も披露してくれました。

一輪車に乗りながらお碗を蹴り上げて頭に乗せるという芸は、以前にもご紹介したかと思いますが、今回はそれを2人でやったのです。
特に、片方がお碗を蹴り上げてもう片方の頭に乗せるというのは、これまでにない難しさがあったと思います。
風も強かったので、どうしてもミスが出ますが「もう1回!」と成功するまでしっかりやり遂げるのが、中国雑技のすばらしいところです。
また、これまで見た芸でも場所や角度が違えばまた新鮮に見えるものです。

そしてもうひとつ私が見たのは、これもヨコハマ大道芸から連続で見るアルカマラーニのベリーダンスでした。
ヨコハマ大道芸のときとは、ちょっと衣装が違いますね。

どこも観客が殺到していて、結局見ることができたのはこの2つだけでした(苦笑)。
普段の野毛大道芸ですと、もっと余裕をもって観賞できたのですが・・・
しかしながら、自粛ムード漂う中果敢に開催に踏み切ったことには敬意を表したいと思いますし、だからこそこれだけ観客も集まったということなのでしょう。
それでは最後に、在日中国雑技芸術団のエースでローリングバランス芸を見せてくれた彼の、この表情をお送りして締めくくりましょう(笑)。

2011/04/25 10:31 | yamane | No Comments