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こんにちは!今日は神宮球場に野球を観に行く予定なのでウキウキしている北沢力です!
言い訳をするな!
なんて言われた事があるような人は多いですよね?
僕も養成所時代に教わった講師の方から “言い訳をするな” と言われ続けてきましたし、元々言い訳染みた事をズラズラ言い並べるのは好きではなかったのですんなりと失敗は失敗と受け止め、言い訳みたいな事は言わないタイプの人間になったつもりです。
例えば仕事などで、自分が思った事と違うような演出をされる時があります。正直な話、腑に落ちないような演出もあるのですが、長年言い訳をしてこなかった僕は「はい。わかりました。やってみます。」なんて言って、自分が思った事は封印し、黙って演出された方面でやるような方法を取るわけです。
腑に落ちない演出をされても “言い訳をせずに” 演出に従う、という解釈です。
細かく言うならば、テストなどで演ってみた時に、自分が用意したプランを否定されて違うプランに変更しろと言われるという事は、自分が用意したプランは認められなかったわけで、認められなかったという事は、負けみたいなモノなのでソレを認めて黙って演出に従えばいい「僕はカレコレ何をどー考えてきまして~」などと言う “言い訳” は必要無く、そんな言い訳を言ってしまって自分の為に貴重な収録時間を割く事は罪だ、周りの人にも迷惑だ、とにかく演出の言っている事を出来る限り理解し、四の五の言わずに求めているような表現を出す事が先決だ、と思うわけです。
なるべく無駄な時間を省く為にも言い訳をしない、という意味合いもあります…
…のですが!ですが!
本当に腑に落ちない演出だった場合や、本当に演出の意味がわからない場合は、申し訳無い気持ちでいっぱいにはなりますが、言い訳じみた事を言っても良いように思います。
やはり腑に落ちないまま喋ったら中途半端な表現になってしまいますからね。
ディレクターにもよると思いますが、言い訳しない方が良い人もいらっしゃるでしょうし、言い訳みたいな説明をしたりして自分の考えをぶつけた方が良いような人もいらっしゃいます。
僕は、ダラダラ言い訳するよりは「はい、わかりました」の一言だけで、演出に応えられる方がカッコイイと思っていましたが、色々な人がいらっしゃるのでなかなか難しいです。
「はい、わかりました」
なんて言って、本当にわかってるのかコイツ?なんて思われるような時もあるでしょうし、それだけのセッションだけだと不安になるディレクターもいるのかもしれません。言い訳じみた事をダラダラ喋るようなタイプの人の方が信頼される場合もあるでしょう。そういうディレクターの場合は、僕が言う所の “言い訳” が “アピール” に変わるのでしょう。
信頼を勝ち取るというような仕事でもありますので色々と考えてしまいますが、僕はできるだけ言い訳がましい事はしたくありませんのですが、本当はした方が良いのかもしれません。上手いさじ加減の方法を模索している最中です。
言い訳っぽく聴こえてしまう人と、良いアピールになっている人の違いは、言い方なのでしょうね。
言い方一つでアピールにもなれば、言い訳にもなる。
怖いですね~(笑)
言葉って本当に難しいと思います。
できれば良いほうに捉えて貰えるように頑張ります!
ヽ(-@∀@)ノ ガンバレヨマジデ