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2014/09/21

image9月の7日、15日と所属させていただいている歌劇団の試唱会に出席しました。
これは毎年1度、公演監督に自分をプレゼンするいわいる自己アピールの場であります。
年に3回ほど本公演があり、そのキャスティングのためであったり
イタリアの留学支援などに推薦していただける機会を得られたり…オールラウンドでのオーディションのようなものです。

今回、7日にはユニットで、15日はソロで。
若手でユニット参加はちょっとはやいかな…と思いつつ、当たって砕けろ!私たちのウリはフレッシュさとほんの少しばかりの美貌だ!(思い込み)と自分たちに言い聞かせて尻に火をつけたのでした。
もし、うまくいけばカフェコンサートなどのプロデュースに抜擢していただけるかもしれないのです。

1人でまだまだ歌手として物足りないのなら、中高大と合唱にあけくれた経験やピッタリあう声や息を活かして、素敵な詩の曲を声楽アンサンブルで発信していこう!というアピールでありました。

ソロの場合は、得意なオペラアリアを2曲提出し直前でどちらかを指定されますが
ユニットは10分の時間を与えられ、曲数も自由。
その中でトークやパフォーマンスを含め、完全にコンサートトークショーでありました。
私たちはオペラの2重唱を歌っても歯がたたないことを知っているので、お互いが大好きな邦人作曲家の作品を詩を聞かせるように歌いました。
後は、完全にバロック要素の多い、響きやリズムを心地よく聴かせる作品。
声が似ているので、曲の途中で上下を入れ換えてみたり(後にトークのネタにする)

それになんといっても、私たちは真面目な話をしてもテンポが悪く、馬鹿がばれる。
話ベタなのでトークはどうもノリを求めすぎて漫才になってしまうのです。

「はい、どうもどーも!」的な
流石に、若手の阿佐ヶ谷姉妹を目指して頑張ります!という用意した台詞は言いませんでしたが
私はツッコミ、相方はボケ、茶番劇を繰り返したあとに本題に入る。
試唱会はいつも緊迫した空気でピリピリした空気でとてもふざけることができないのですが、「お客様が入ってないカフェコンサートだと思ってやろう」と半ばヤケクソでした。

トーク内容を秘密にしていたピアニストの方が後ろで爆笑、
前で聴いてくださった審査の方も苦笑かどうかさておき、穏やかに聴いてくださり、私たちのボケツッコミ質疑応答にも反応してくださったので…
これは笑いのセンスをさらに取り入れ、トークで心を掴む勉強をしたらいいコンビになるぞ!と勝手に2人で高ぶったのでした。

みんな同じドレスでユニット感!

次はソロを報告します。

2014/09/21 10:58 | uika | No Comments