ここゴロンタロで洗濯をしようと思ったら3つの方法しかありません。
① 洗濯機を使う
② 洗濯板でゴシゴシ頑張る
③ ランドリーに持っていく
まだまだ洗濯機が普及しておらず、お手伝いさんや誰かが家にいる家庭だと②の方法です。
洗濯機に乾燥機はついていません。
脱水能力もなかなか低く、洗濯が終わった洋服を取り出してもポタポタ水がしたたることもあります。
①と②の方法で洗濯した場合は、洋服は芝や木、ロープや洗濯物干しにかけて乾燥させます。
木や芝にかけて干す場合は、片面が乾いた時点で裏替えしもう片面を乾燥させます。
途中で雨でも降り出したら慌てて取り込みます。
が、雨が降る時間とお昼寝の時間はだいたいかぶっているので、気づかずにビショビショになってしまうこと多いです。
こんな場合は洗いなおすことなく、そのまま置いていきます。
何て言っても、手洗いで干す場合は洋服を絞ることなく、そのままダイレクトに干すので雨で濡れても問題ないのです。
さて、私はと言いますと、ここにきて③の方法でしか洗濯していません。
もちろん挑戦しようと洗濯板でゴシゴシと努力しましたか、不慣れで時間がかかるし汚れも落ちないしすぐにやめました(笑)
ゴロンタロにはたくさんのランドリーがあります。
値段も1kgが4000~5000ルピア(約40~50円)という破格の値段です。
しかも、洗濯だけでなくアイロンをかけてパッキングしてくれます!
私が一番気に入っているのは、香りがいいことです。
ゴロンタロに年に1回調査に来る学生さん曰く、この香りは日本に帰って何回洗濯しても取れないらしいですが…
文章だけで、この素敵な香りをお伝えできないのは残念です。
1kgの洗濯物と言ってもなかなか想像できないと思います。
私はいつも1週間分をまとめて持っていきます。
ですので、7着分の衣類(夏物)と下着、タオルなどです。
これで3~4kgほどです。
何と安いんでしょう。
この写真にある洗濯物の量は10日分です。
出来上がりも早く、例えば月曜日朝に持って行ったとすると水曜日の夕方には出来上がりです。
エクスプレスなんてサービスもあって、2倍の金額を払うだけで、月曜日朝に持って行ったとすると月曜日の夕方もしくは夜には出来上がっています。
すんばらしいっ!
ですが、1つだけ…たった1つだけ問題があるのです。
タイトルにも書きましたが、勝手に洋服に名前を書くのです。
しかも油性マジックで布に直接…
タグの部分ならまだいいですし、100歩譲って厚手の生地ならいいでしょう。
しかし、シフォン生地のブラウスやサテン生地のワンピースにSAYAKAと…
私は場所を変えて浮気することなく、今までずっと1つのランドリーにお願いしてきました。
それなのに…
ゴロンタロでの生活が2年目に入るまでは1つ1つすべての洋服に【タグ】が付けられていました。
イメージとしては、新しい洋服を買った際についている値札もしくはサイズのアレ(タグ)です。
大きさは1cm×1cmくらいで、そのタグにSAYAKAと書かれていました。
しかしこのタグをつけるのが面倒くさくなったのでしょうか…
実はちょっと怒っている私ですが、洋服に名前が書かれていることに気づいたのは今年に入ってからなのです(笑)
タグがつかなくなって、ランドリーでの洗濯が終わった洋服をタンスに収納する時、この小さなタグを1つ1つ取らなくていいな~と思っていたら…
まさか、まさかの!!です。
最近になってようやく許す気持ちも出てきましたが、やっぱりイライラするものです。
恐る恐る出した新しく買ったワンピース、初洗濯の後。
やはり、しっかり名前が書いてあったのでありました…