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先日、レコーディングに参加させていただくことができました。
『naminote』(ナミノート)さんの、メジャーデビュー2作目となるアルバムです!
今秋に発売予定です
(詳しいリリース情報はまた改めさせてください)。
いや−、実にうれしかったです…。
お声かけいただけたことが…。
ちなみにぼくはこれまで、4作品(アルバム3枚、シングル1枚)のレコーティング経験がございます。
20代の頃のホーン・セクションで参加していたバンドでの2作品と、40代になってからの自分のバンドでの2作品です。
すべて、自分がパーマネントに参加していたバンドです。
40代の2作品は、自分がリーダーのバンドです。
つまり、手前みそなわけです(そしてすべてがインディペンデント作品です。最初の1枚はメジャー傘下のレーベルではありましたが…)。
しかし今回は、お誘いを受けて参加させていただくことができたのです。
なんたる名誉…。
『naminote』さんは、作曲家・プロデューサーの小林治郎さんと、ボーカリストのErikaさんからなるユニットです。
※『naminote』さんのホームページは、こちらです!
で、今回の作品は、昨年リリースされた『Blue Vacation』(オーマガトキ<日本コロムビア>)に続く意欲作!
ぼくと『naminote』さんとの出会いは、2012年の6月、下北沢のライブハウスでの対バンです。
実はぼくはその時まで『naminote』さんのことも小林さんのこともErikaさんのことも存じ上げていなかったのですが、何の先入観も持たずリハを聴かせていただいていて、その場でやられてしまいました…。
曲もサウンドも声も、本当に好きなタイプで。
(うちのバンドのボーカル・青木は、小林さん作曲の曲が入っているCDを持っていましたが…)。
で、その年の8月に開催を予定していた自分のバンドの主催ライブへの出演をオファーし、2回目の対バンが実現。
結局これまで、計5回、対バンしていただきました。
対バンでないライブも、それと同じくらいの回数、足を運んでいると思います。
ちなみに、自分のバンド『3-4-3』の13年の歴史の中でも、5度の対バンはぶっちぎりの最多です。
そうこうしているうちにメジャーデビュー、そして、矢継ぎ早に2ndをリリースされるという。
今、ノリに乗っていらっしゃるわけです。
今回、ぼくが参加させていただいた曲は、対バンの時に何度か演奏参加させていただいたことのある曲です。
正直、ぼくより上手なトランペッターは、相当数います。
にも関わらず、ぼくにお声かけくださったわけです。
ぼくが曲に親しんでいたので、お声かけいただけたものと思っています。
そして、その曲に、そして『naminote』さんのサウンドに愛着を持っている気持ちを汲んでくださっての起用だと思っています。
とは言いましても、少なくとも、合格ラインに乗っていなくてはお声かけいただけないと思うのです…。
そう思えることが、とても喜ばしくて…。
で。
演奏させていただいたのは、“カウンターライン”と言う、なだらかなフレーズです。
それを、トランペットとフリューゲルホーンそれぞれで録音いたしました。1人ホーンセクション形式です(曲の後半から登場)。
“カウンターライン”とは、その曲のハーモニーの進行を意識づける的な、いわゆる“白玉”フレーズです(二分音符とか全音符。おたまじゃくしが白丸になっている音符で形作られるフレーズ)。
いわゆる、ロングトーン系のフレーズです。
任せろでございます!!!!!
と思いきや、いざスコアが出来上がってきたらば、八分音符のフレーズもちらほら混ざりつつ…(最終的なスコアをいただいたのは、レコーディング前日深夜…)。
しかし。
全音符4小節連続(伸ばしっぱなし!)のロングトーンとかありましてですね。
これは燃えましたね。
すべてをぶつけました。
命を込めたと言って過言でないです。
完成が実に楽しみです。
完成したら何枚か購入して、くにのお袋、くにの姉貴2人に、贈ろうと思っています(ぼくのCDは買ってもらったけれど)。
聴きたいという方は、何らかの方法でぼくにコンタクトを取ってください。
ぼくが購入して、差し上げます!!!
(先着3名様までとさせていただきます。弱気…)
押忍