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2014/09/03

こんにちは!八月も後半になると学生でもないのに夏休みの終わり的な感覚に襲われ何か物悲しくなってくる北沢力です。

 

“ミジンコとライオン”

 

どちらが強いか、なんて言ったら答えは明白で、当然、ライオンが強いという事になるのでしょう。何せ百獣の王ですからね。

 

ミジンコ的声優な僕としましては、百獣の王と呼ばれるライオンのような存在の声優とも戦って行かなければいけないので大変です。

 

普通に考えたら勝てませんよね(笑)踏みつぶされてあっという間にゲームオーバーですよ。

 

ん?踏みつぶされる?

 

どうしてライオンの土俵で戦わなくてはならないのか?

 

水の中で戦えば少しは勝率が上がるんじゃないの?だって僕、ミジンコなんだものそもそも地上に出られませんよ(笑)

 

じゃあ水の中で戦いましょうなんて事になったとして戦ったとしても、ライオンが水を全部ゴクゴクーって飲んでしまえばその水の中に存在しているミジンコは飲み込まれてハイ!ゲームオーバーですね!

 

ふふん!勝てない!勝てるわけもない!

ヽ(-@∀@)ノ  ムボウナタタカイ

 

しかし…

勝てるわけもないなんて言葉で勝負を投げ出すわけにもいかない世界なので何とかしてミジンコ的な僕がライオンに勝つ方法を考えなくてはなりません。

 

まともに戦おうとするから勝てないんですよ。

 

物凄く広い湖みたいな場所で戦う事を了承させる事ができれば、広い湖の中の一匹のミジンコなんてライオンの目に入るわけもないのでミジンコを見つける事ができず引き分け、もしくはライオンがうっかり溺れて死ぬかもしれませんので、運良く勝てるかもしれませんよね。

 

相手の土俵で戦おうと思ったら当然勝てません。勝てないのであれば自分の土俵に引きずり込む事だと思います。

 

どうしても勝ちたいなら勝負の方法を工夫する事が大事なんでしょうね。戦うなんて事を考えると生き死にの戦いみたいな物理的な方法での戦いを想像してしまいがちですが、わざわざ死にに行くような勝負なら是非避けたいですから戦い方の根本を変える必要があります。

 

“数で勝負する”

現存するライオンの数より、ミジンコの数の方が圧倒的に多い筈なので、数なら勝てます。勝ちです。ミジンコの勝ち!

 

と、いうようになんやかんやの屁理屈を考えればライオンだろうがサイだろうがカバだろうがミジンコでも勝てる方法はあるのですよ。

 

 

一体何の話ですかね???

ヽ(-@∀@)ノ  イミワカンネー

 

勝ち負けだとか戦うだのって意味不明な事をズラズラと書いてみましたがそもそも戦う必要もなければ勝ち負けをつける必要も無いのかもしれません。

 

ただ、僕は現実的に何かと戦わなくてはならない戦闘民族なのです。

ヽ(-@∀@)ノ  セントウミジンコ

 

ミジンコはミジンコなりに生き延びる為に必死に策を講じるわけですよ。

 

僕は最近までこの声優業界を、“弱肉強食の世界だ”、なんて思っていましたが、最近は…

 

“適者生存“

 

なのではないかなと思い始めています。

 

強い者が生き残るのではなく、“その環境に適した者が生き残って行く”、のだと。

 

こんな事を思い始めた時、僕はミジンコですが無理にライオンと戦う必要も無ければ、ましてやライオンになる必要も無いと思いました。

 

少し気が楽になりましたね。だからと言って気を抜くわけではありませんが。

 

物凄い天変地異が起きて大型動物達が絶滅したとしても、細々とどこかの水たまりでミジンコらしく生き延びていればいいわけですよ。

 

ミジンコでも生き延びられないのであればミジンコをやめて他の生物になるかもしれません(笑)

 

とにかく生き残る事ですね。

 

僕は死ぬまで現役でいたいですが、その日が来るまで、あの手この手で何とか生き延びていきたいと思います。

2014/09/03 12:00 | riki | No Comments