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フィフスエレメント
【The Fifth Element】1997年
ブルース・ウィルス【Bruce Willis】の映画。
大学を卒業し、1年就職浪人した後に、働き始めた頃。
映画館で見たのか、ビデオで見たのか、全く覚えていない。
SF映画が何度がその技術と演出で進化をしているとしたら、
個人的な意見だけれど、その節目の1個と思う。
1993年のジュラシック・パーク
1997年のタイタニック、フィフス・エレメント
1999年のマトリックス、スター・ウォーズエピソード1
最近では2007年のトランスフォーマーが、今のCG技術があるからこそ
映画化できたのだろうな、と思う。
すごく一般的でミーハーなラインナップだけれど、
CGの技術がストーリーを滑らかなものにしていて、
その技術がなければ、もしかしたら与える感動が半減していたかも、と勝手に思う。
ブルース・ウィルスと言えば、1988年の『ダイ・ハード【Die Hard】』で
一躍有名に。確かにフィフス・エレメントを見た時に、ダイ・ハード調?
と思ったけれど、何度か見ているとこちらの方がしっくりくる。
リュック・ベッソン【Luc Besson】の名前を覚えたのもこの映画。
レオンやニキータはこの後だったと思う。
B・ウィルス演じるコービン【Korben】が、
フィフス・エレメントが人間化したリールー【Leeloo】に会う場面が
すごく可愛らしく、彼の本来の人柄ってこんなのかも、と思わせる。
地球を絶対悪から救うとされる“フィフス・エレメント”
敵に追われ追撃され、残った右腕の細胞から人間の女性に再生されるものの
訳も分からず施設を抜け出し、警察に追われる。
その女性リールーを、一度は引き渡しそうになるコービン
Sorry, Looks like this is your ride.
悪いな、乗り換えてくれ
あれ(警察)が君が乗るべき車のようだ、とは言うものの、結局、リールーの
Please Help
の言葉にほだされて、
そして最後には警察の強引な追跡に、最初の理由がなんだったかもそっちのけに、
警察に喧嘩を売る感じは、ダイ・ハードのB・ウィルス。
好戦的でちょっとひねた感じのコミカルなセリフも
常にいつの間にかジョークにつながるアメリカ英語っぽい。
Don’t wanna to play it soft?
Wanna play hard?
Let’s play hard
そうかトコトン やる気だな?
おあいにく
おあいにく、の部分はさておき、
ソフトにいく気はないんだな?それならハードに行くか?
OK、ハードにいこうじゃないか=トコトン
を独り言で終わらせ、突っ走る。
ちょっと使ってみたい言い回しです。
コスチュームデザインがゴルチェだったり
初めて知ったロック・オペラが新しく印象的な反面、
コミカルな悪役ゲーリー・オールドマンや
クリス・タッカーの絶妙なゲイ風DJとのバランスが
リュック・ベッソンの綺麗だけじゃない、妙なバランスを感じて面白い。