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今日で8月も終わりですね。
急に朝晩が冷え込んだりして。
なかなか身体がついてゆきません。
極端に暑かったり、寒かったり、
どういえば良いのかわかりませんが、
要は、「昔とは違う」ということなんでしょうね。
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この夏、広島で大変な災害が起こりました。
また、私が住む京都府でも、福知山市に大きな被害が出ました。
いちいちあげるまでも無く、最近の極端な気象変化については皆さんも違和感をお感じになられていると思います。
原因は?と考えていたところ、先日NHKの放送を観たら、赤道付近の水温が上がったことにより、
偏西風の動きに大きな変動があり、その結果として、今の極端な雨や干ばつがもたらされているようです。
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さて、これら一連の災害を単に温暖化問題のひとつとして考えるのもアリかと思いますが、
もう少し、市民活動の活躍の場として、観てみると結構興味深いです。
まずいえる事は、災害の規模がピンポイントで、筆舌に尽くせない極端な自然災害であることです。
これは、地元密着型のNPOにおいては、活躍の場が増えます。
例えば、災害へのアクションのひとつとして、行政が発する情報がありますが、
それが正しく住民に伝わっているかというとそうではありません。
また、正しく伝わっているからと言って、正しい行動が取られているかと言うとそうではありません。
一方、そもそも言葉が通じない人(要は外国人)の人もいらっしゃるでしょう。
障がいや加齢の関係で、介助が必要な方も。
予め、もしもの時のために、対策が練られていれば相当被害は小さいものになるでしょうし、
最終的には、個々の生命を守ることになることは間違いありません。
こういうニーズがあるわけですから、これからNPOを立ち上げようという人にはお奨めの分野であります。
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ところで、自分や家族の命を守るという視点に限って言えば、私はこう考えています。
「対策のあるところには、対処法は効果的である」
これは、どういうことかと言うと、例えば、乳幼児がいる家庭で、タバコを吸う家族も同居しているとします。
乳幼児が誤ってタバコを飲み込まないようにするための対策がある家庭は、(対策があったにも関わらず)
乳幼児がタバコを誤飲した場合の対処を、予め訓練しておくと効果があります。
一方、誤飲しない様な対策がまったく取られいない家庭に、
誤飲した場合の対処だけを教えても、身につかない。
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自然の変化は、農業や漁業にも大きな変化をもたらしていますね。
そのあたりをどうとらえるか。
不幸としてとらえるか、新たなチャンスとして考えるかは、人それぞれだと思いますが、
行政だけに頼らず、例えば気温が上昇している地方はには、(従来とは違う品種の)
それに適した作物を試験的に作るなどの対策を考えてゆく必要があります。
このあたりも、新しい町おこし的な視点も加えて、市民活動の活躍の場として捉えたいところです。
先に申し上げたとおり、「対策があることは、対処法は有効である」です。
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話が戻りますが、赤道付近の海水の温度上昇はわずかに0.5度だそうです。
それで、これだけの気象の変化をもたらしているわけです。
これらの事案を踏まえ、先手を打つ形をとりたいところです。
話は変わりますが、人の行動パターンは、おおよそ4つだそうです。
1は、「重要かつ緊急」
2は、「(私的に)重要だけど(1ほど)緊急性はない」(先手を打つ)
3は、「緊急だけど、私的には重要ではない」
4は、「重要性も緊急性も無い」
人間は、2つめの「重要だけど緊急性はない」に対処している時は、
楽しく充実感を感じるようにできているようです。
要は、先手を打つことは楽しいことなんですね。
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気候の変化については、すぐにどうこうなる問題ではありません。
しかし、とても重要な問題であることは議論を待ちません。
緊急性がある事案は、行政や国家に委ねるとして、
一市民としては、これからの地域と気象変化について、
皆でいろんな機会を通じて話し合うことがまずもって大切かと思うのです。
そういう積み重ねが、結果として住み易い地域をつくることに繋がると考えます。
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