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2014/07/19

拝啓

豊橋祇園祭に行ってきました。 縁あって、豊橋祇園祭の打ち上げ花火を河川敷で見させてもらえることに。

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会場となる豊川には、重機が搬入され、「川舞台 台船(かわぶたい だいせん)」と呼ばれるフロートまで設置されます。 勝手な推計ですが、事業総額は1億ほどでしょうか。

豊橋祇園祭は、「氏子八ケ町」と呼ばれる8つの町内を中心に、協賛、企業スポンサーなどで、行われています。 自治体などの補助金は入っていないようです。 企業以外にも、高校の同窓会などの有志団体が出資する花火もあるのですが、その中に「メモリアル花火」と呼ばれる個人出資の花火もあります。

結婚、出産のみならず、快気祝や、追悼花火などもあるのが、趣深いです。知人夫妻が娘の結婚のためにサプライズで上げるというので、耳を澄ましてアナウンスを聞いていたら、まさかその直後に、別の高校の後輩の名前が呼ばれ、結婚を知るなど、ほんわかしております。

恥ずかしながら、ここまでがっつり祇園祭を見たのは初めてなのですが、「いいなー」と思いました。 地元を離れて、豊橋で働いている青年の元に、花火を見るために同窓生が集まったり、単身赴任で豊橋にいる父親の元に家族が集ったり、同窓会で花火を出してみんなで桟敷(さじき)で見たり。 直接、祇園祭に関わらない人でもあれだけの人がいたら「祇園祭だから」と集まったり、再会している人たちはきっと多いはず。 こういうきっかけを作り出している八ケ町の方々は本当にすばらしい存在だと思いました。

今回、半ば密着していたので、八ケ町方々の裏方ぶりがよくわかりました。 2-3ヶ月前から準備が始まり、祭りの間は準備から4日間、ほぼ徹夜状態。 本当に頭が下がります。 観客はそんなことを知らないだろうけど、八ケ町の方から打ち上げ花火直後にこんなお話が聞けたのでご紹介。


「今、打ち上げが終わって、すごくいいなーって思ったのは、花火が終わって、帰りの誘導して、みなさん「ありがとうございます」って言ってくれるの。 普通、仕事なら桟敷席に4,000円ものお金払って来てくれているので、ありがとうっていうのはこちらなのに。 なんかいいなーって思った。 来年もまたやろうって」

来年はちゃんと相手を見つけて、見に行こう。

敬具
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2014/07/19 11:30 | naoto | No Comments