皆さん、おはようございます。
例の号泣県議こと、
元兵庫県議会の野々村議員について思うことを。

まあ、資質が、という問題は論じるまでもないでしょう。
問題となっている支出が本当に正しいものであったとしても、
会見であんな態度をとってしまう人間が、
議員として、政治家として資質があるとは誰も思わぬものです。
救い難い悪党の方が、まだ資質としては向いているというもの。
たとえいい人であっても、あれをやっちゃう人は話になりません。

それはさておき、芸人さんから一般人に至るまで、
結構な数の人が、ののちゃんの会見の真似をしたようですが、
どれを見ても、面白くありません。
別に私は兵庫県民ではないので、何の被害もないわけですから、
感情的に許せるとか、そういう問題は何も挟まっていないのですが、
普通にエンターテイメントとして面白くないのです。

なぜなら、本人が芸人でもないのに、Maxいっちゃってるからです。
普通、芸人は本人の特徴や言行を、
大袈裟に再現して笑いが起きるものですが、
ののちゃん芸に関しては、あれ以上誇張のしようがない。
本人が最高峰になってしまっていて、
余人に再現できるようなものではなくなっているのです。
それは何かというと、真剣さが足りない・・・というか、
出すことが不可能だからです。

あれと同じ次元に達しようと思ったら、もう真似ではダメです。
何か不祥事を起こして会見をする羽目になった時、
感情を高ぶらせてやってみて、初めてタメを張れるでしょう。

とはいえ、何かやらかした時にまで、
このことを覚えていて実践できるくらいに冷静な頭を持つと、
なかなかあれだけの芸は出来ないと思いますがね。
あれは、冷静さとは対極にあるものですから。（笑）