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夏休みに入りましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はみなさんに嬉しいご報告があります。
ずっとアトリエ物件を探していたのですが、ご縁がありまして、ある伝統的な瓦屋根の家を、とりあえず、お借りすることになりました。
現状は、とても人が入居できるような状態ではないのですが、掃除すれば、アトリエの荷物を置いたり広げたりスペースにはなるかしら・・・、と。5月末にオランダから届いて以来、自宅が荷物でごったがえしていたので。
使えるようになるまで手を入れるのはか〜な〜り〜大変! でも、コツコツと、お金をかけずに、じぶんで手を入れていくのも、またそれはそれで楽しみ。
そして、ここなら、お金はないけど、私から何か学びたいという志を持った人たちを泊めてあげることができるかもしれない。(興味ある方はご連絡ください ^^!)
そういうインターンの当てが今あるわけではないのですが、これまで世界中から問い合わせがあったのに、断らざるを得なかった悔しさ・・・それが原動力となっています。
とにかくそんな自分に忠実に生き、使命を全うしたい。
ここを、世界中から香りや匂い好きの人たちが集まる「場」にしたいですね! 香りのリトリート、そして嗅覚についての学びの場を作りたい。ゆくゆくは石垣島の「香りの島」としての魅力を引き出し、産業を作り、雇用を生み、この島の役に立てたらいいな、と。
そういう初心を、日常のコトに追われて忘れかけていたのですが、今回とりあえずのアトリエを借りたことで、よいリセットになりました。
じつは4月に、「あなたに投資してもいいわ」というシンガポールの投資家が現れたのですが、夢のような話であるため、期待はほどほどにしていました。穏やかにコンタクトを保ちつつ。
いったん腹をくくってみると、良い運というか、ツキは向こうからやってくるもので・・・いよいよ、8月に来島するとのこと。本格的に、土地探しの始まりです。
では「とりあえず」の瓦屋根の家をご案内しましょう。
入って左手には、いまとっても甘い香りを漂わせる白い木が生えており、右手には石垣島の香り高い香辛料、ピパーチが自生しています。まるで香りのアトリエのために前の人が植えていてくれたかのよう・・・
ここに昨年秋まで入っていた入居者は偶然にも、仲の良い友人です。
土間があります。冬なら囲炉裏として使えるらしいです。
裏の納屋には釜がありました。あれー、もしかしたら、これで、薪で蒸留とかできちゃうよね??? ガスでやる蒸留より、薪とか炭の方がずっと香りがいいのよね・・・。ひょっとして、私のために作ってくれていたとか・・・? 笑