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2014/07/12

ようやくストレートプレイ芝居稽古に参加できるようになりました。
それでもまだちょこちょこ欠席したりとかなりご迷惑をおかけしているのですが。

以前、子役がたくさん出る作品のことをあげました。キャスティングされたのは子役ではありませんでした。
私が出るシーンは1時間の上演中でも6分ほどで短いのです。
どんなキャラクターで設定してもストーリーは壊れないので自由に考えることができます。

小学校の担任の教師役です。
キャスティングされた人間の実年齢に近い先生で演じてください、という指示でした。

キャラクター設定の前にテキスト解読から。
教え子である主人公の性格を理解した上で会話をしていくのですが、教育者としての心の動きというものがイマイチ表面的にしか表現できません。
3人兄妹父子家庭の末っ子の生徒に、実はおばあちゃんがいらしたという心からの安堵や、頑固な主人公に大人な対応で諭していくという教師。
親心ではない、教育者という姿。

教育学部出身の私だからこそ、表現できることがあるはずだと信じてみたいですが…
そのワンシーンだけでクラスの生徒へ対する愛情をみせることができるのか。

いわゆる学園モノのお芝居とは違い、この学校のシーンは作品の中でもあまり重要視されないかもしれないシーンです。
でも、家族とは違う赤の他人である教師と対話する姿をどうサポートできるか。

その基盤ができてから、キャラクター設定をするべきなのに、私は早々と決めました。

厳しいビシバシ先生、お色気ムンムン先生など色々なものを妄想しました。
先生のキャラクター設定についてはまた次にでもまとめようかと思います。

2014/07/12 09:43 | uika | No Comments