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2014/06/12

たらしこみ、ルブタン、隠れミッキー。

これらの言葉、全部いま流行りのネイルアート用語なんです。
今回はまさに旬のアートを解説しようと思います。
本当は画像があればわかりやすいのですが、
あいにくオリジナルが用意できず残念です。
百聞は一見にしかず、この記事を読んで興味をお持ちになったら
ぜひ検索してみてください。
それぞれの言葉に「ネイル」を付け足すと、たくさんの画像が見られることでしょう。

それではまず、「たらしこみ」からご紹介。
なんともインパクトのある言葉です。
しかしそのアートは繊細そのもの。
水をたくさん含んだ水彩絵の具をたらしたかのようなアートを指します。
モノトーンで行えば水墨画のような、シックな印象です。
パステルカラーならイノセントな優しい印象になります。
ネイリストには技法が求められるアートですが、
とても凝った仕上がりのため人気継続中です。

つぎに、「ルブタン」。
こちらのワードの由来はハイブランドの名前からです。
ヒールとソール部分に目立つ色が付けられている個性的なハイヒールで有名なブランドです。
ネイルでどう「ルブタン」にするのでしょうか。
想像がつきにくいですね。
長さを人工的に出したネイルの裏側もアートするのです。
表面と爪の裏側2種類の顔を持つネイルアートです。
とはいえ爪の裏側(正確な表現は、フリーエッジの裏、といいます)のスペースは
とても限られているので、条件を絞られるアートになります。
しかし手を動かす時にチラッと裏側から違う色やアートが覗く様子はかなり印象的です。
普通のナチュラルなジェルネイルでは残念ながら出来難いアートの一つかもしれません。
さて、最後は「隠れミッキー」です。
これはネイルに限らず耳にするのではないでしょうか。
そのものズバリではなく、よく見てみるとミッキーっぽい。
これが隠れミッキーです。
たくさんのハートの中に紛れていたり、スパンコールの水玉の中に隠れいたり。
丸が3つあれば出来るアートなのでアレンジもしやすく、とても人気なアートです。
隠れシリーズはミッキーに限りません。
「隠れハート」もその一つで、豹柄の一部がこっそりハート、というアートも定番になりつつあります。

次々と新しいアートが飛び出し、楽しく嬉しい反面、ネイリストとしては技術を覚える苦労があったりします。

無限に広がるネイルアート、進化し続ける世界です。

2014/06/12 10:52 | makiko | No Comments