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2014/06/12

先日、風俗嬢の面接についての相談を友人から受けた話をしましたが、その時に聞かれたキャバ嬢の生活スタイル。
友人曰く、「朝はおはようメール、夜は仕事でしょ? いつ寝てんの?」。
こんな風に思われてるんだなあ…とちょっとびっくりもしたので、今回はこちらについて簡単にお話ししてみたいと思います。

 

基本的に、真面目なキャバ嬢ほど生活スタイルは一般のお仕事の方と変わりません。
学生キャバ嬢は夜のあがりも早い(24時前後)が多いので、朝は7時~9時くらいには起床。専業嬢でアフターあがり(朝3時前後)でも10時ごろには起きている子が多いです。
で、起きたらまず営業メール。おはよう、という挨拶が定番ですが、昨日来てくださった方については御礼もきちんと伝えます。

昼以降はそれぞれの予定を消化します。学校へ行ったり、買い物をしたり、もちろん掃除洗濯などの家事もします。通常、18時から勤務開始になるお店が多いので、その2時間前には家を出られるようにしなければなりません(理由は後述)。毎日のことですがドレスをクリーニングに出したり名刺の準備などもこの隙間時間で行います。

出勤前は美容室に行ってヘアセットをします。高級店であればあるほど、セットは必ず美容室です。カジュアルなお店ではお店のヘアメイクさんに頼んだり、自分でやったりもしますが、お客様は手抜きを敏感に感じ取るもの。「女」であることが商材となるわけですから、そのメンテナンスコストは金額・時間とも相当に掛かります。(だから勤務開始前1時間は余裕を見ておいた方が良いわけです。)
なので女の子同士では結構お店の情報交換もしていてどこの美容室が安いとかドレスはどこのがいいとか、休憩中に相談する光景もよく見られます^^

出勤したら、同伴に出かけたりお客様に営業攻勢を掛けます。
キャバクラにおいては売り上げはかなり厳格に管理され、グラフ化されているので女の子は必死です。ここでどれだけお客様を呼べるかで女の子の扱いも変わりますし、お給料も違いが出ます。わたしも現役時代はお客様の仕事が終わりになる18時前後に一斉送信できるようにちまちまとメールを作っていました。

勤務の後は、ご要望があればアフターにお付き合いします。
飲み直し、カラオケが多いですがたまに打ちっぱなしなどにも同行します。アフターは1対1よりはグループでのことが多く、お客様によって違いはありますが大体2時前後までは覚悟が必要でしょう。皆さん翌日お仕事でしょうに…深夜帯をものともしない、すばらしいバイタリティと飲み屋街で使う金額には日本経済への貢献を感じずにはいられません。

このようにキャバ嬢の一日は大体のところ規則正しいスケジュールとなっていて、実際堕落する暇もありません(笑)
よく、誤解を受けるのですが、この仕事でもきっちりと生活できないひとは成功しないのです。
どんな仕事であっても、昼の仕事に着いたとしても、真面目な嬢は成功できる、とわたしが思う所以です。

 

2014/06/12 05:38 | chica | No Comments