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こんばんは^^
先日の話ですが、ある年下の友達から風俗嬢になるにはどうすればいいのか、という相談を受けました。
彼女曰く、「風俗嬢ってなんか面白そう。AVとかも出てみたい」。実はすでに面接にもいっており、イメクラでは落とされたもののデリヘルなら週3の出勤なら採用するといわれたそうです。で、彼女としてはこれが相場なのか、それとも騙されているのか不安になって経験者に話をしてみたかったとのことでした。
経験則上、イメクラはデリヘルに比べてかなり容姿の基準が明確です。イメクラにおいてはコスプレをする(しかも高校生とかの制服を着る)というコンセプトの制約上、美醜の程度よりも「幼く見えるか=有り体に言えばロリコンにうける容姿か否か」という点が重視されます。他業種では圧倒的に有利な巨乳(業界ではEカップ以上を指します)であっても、大人びた容姿だと逆に採用に至らないケースもあるようです。
友人の場合はお姉ギャルといった容姿につけまばっちりのアイメイクであり、非美人ではないものの清楚という形容詞よりは派手のほうがしっくりくるタイプ。
風俗店においては保守的な容姿の方が受けがいいので、イメクラで面接を落とされたというのは若干納得のいく状況でした。ただ、スタイルがいいのでデリヘルでは採用(しかも固定客を掴めると踏んでの週3出勤)という流れになったのでしょう。
その旨を説明したところ、友人には納得してもらえました。
が、びっくりしたのは友人の風俗に関するポジティブな見解です。
少なくともわたしが風俗を始めるに当たっては、自分なりの必要性はあったものの、どこかで「ああ、風俗嬢になってしまった・・・」という気分があった。でも、彼女にはそれがありません。風俗嬢=おもしろそう、とあっけらかんと自分の知らない世界に興味を示し、飛び込んでこようとしている。ていうか面接まですでに受けているのですから既に大枠でいえばこちら側の世界に足を突っ込んでしまっているのに、なんのてらいも感慨もなさそうなのです。なんていうか、ディズニー楽しいよね、っていうのとほぼノリが一緒。
以前仲のよかった黒服さんから最近風俗に来る女の子は明るい子が多いと聞いていましたが、本当にびっくりしました。
彼女たちは自分の容姿を試す機会として風俗の面接をとらえているし、そこで稼げることによって自分の価値が高まるように思うのだそうです。自分の価値を確認するという意味で、確かにお給料はひとつの材料になるのでしょうが、それでいいのか!?という気も。
数年後、たとえば数十年後に後悔したりしないものなのか、人ごとながら心配ではありますが、そう考えている時点でわたしも古い女になったのかもしれません。