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2014/06/06
今週から連日、所属する歌劇団公演、蝶々夫人の合唱稽古へ出席しています。
恥ずかしながら初見能力が低い私は
合唱にかかわらず、友人や先生方のご指導のおかげでセカンドパートの音もしっかり身体に入った状態で参加できたので、余計な不安の増幅もありませんでした。
私が感じるプッチーニは、動機の他に情景やその場の空気変化が分かりやすく、いい意味でも悪い意味でもシーン内で時間の停滞がないので、あっという間にひとつのシーンが過ぎて行きます。
ただ、その普遍的な空気変化やメロディをオーケストラ含めて最初から身体に叩きこまねば自分が担当する役のことおそか、アンサンブルのパートメロディすら身体に入ってこないのです。
今はアンサンブル稽古ですが、来週から立ち稽古が…
舞妓、芸者、親族、庭師、料理人などといった配役がされるので各々の作法の稽古をつけていただけます。
私は禿(かむろ)役をいただきました。
高級遊女の身の回りのお世話をしながら勉強する童女です。
所作も大変ですが、特殊な役回りなのでしっかり稽古して身体に身につけねば…と今から楽しみです。
2014/06/06 11:21 | uika | No Comments