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2014/04/25

 

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Buona pasqua!!

こちらは復活祭の為、10日間の春休み中です。

毎年、このバカンスに合わせて

ブオンコンヴェントではアンティーク市があります。

とは言っても、

アレッツォやミラノのように、

広場にズラズラとお店が並ぶのではなく、

 

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こんな風に、

 

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誰かの引っ越しの作業中のように道ばたへ物が出て来ます。

 

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こちらはアンティーク市に関係なく

いつも野ざらしになっている家の裏の小さな鉄工所。

このニワトリはもう何年も

作りかけのままここにいます。

 

そんな気が抜けた街をウロウロしていると、

去年も書いた、復活祭のお菓子、

コロンバの型を近所で見つけました。

これはもう作るしかないです!

と言う訳で、

今回は作り方をご紹介してみます。

 

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まずは粉100g、牛乳50ml、麦芽糖をスプーン一杯、

粉550g分の天然酵母を入れ、

パンの容量でよく捏ねて30分ほど寝かす。

 

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次、牛乳80ml、粉100gを足して捏ねて、

また30分ほど寝かす。

 

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3回目、

粉150g、砂糖80g、牛乳50mlを足して15分捏ねる。

この時、生地が硬いので、

力強いお姉ちゃんがたよりになります。

そして80gのバターをゆっくり混ぜていき、

2時間くらい発酵させる。

 

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4回目、

粉200g、卵黄6個、ハチミツ50g、砂糖100g、

塩5g、オレンジとレモンの皮のすり下ろしを足して捏ね、

170gのバターを混ぜ込んで行く。

結構ベタベタの生地なので、

ヘラなどを使って捏ねるといいです。

最後にオレンジピールやきざんだチョコレートなどを入れ、

12時間ゆっくりと発酵させます。

 

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こんなに重い生地でも膨らむもんなんです。

一旦潰して型に入れ、

さらに3時間発酵させる。

 

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その間に、上にかけるアーモンドのグラッサを作ります。

卵白2個をフォークで叩き、

粉砂糖80g、アーモンドプードル80gを入れ混ぜる。

発酵した生地にグラッサをかけ、

アーモンドや砂糖のグラネッロを乗せて、

 

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200度で10分、180度で20分〜40分。

オーブンにより変わるのでよく見てください。

 

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はい、出来上がり。

お菓子なんですが、製法はパンです。

私は牛乳の所は豆乳で、

卵黄6個の所は、

アヒルのでっかい卵黄を2個と鴨の小さい卵黄を2個、

と、適当にやってるのですが、

だいたい家庭にあるような材料で書いてみました。

時間はかかりますが、

思ったほど面倒ではないですよ。

試してみてくださいね。

 

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こちらはとうちゃんが作った、

スキャッチャータディパスクゥア。

トスカーナの復活祭のお菓子で、アニスが入っています。

色艶が綺麗です。

そして、

 

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久しぶりにとうちゃんのパスタと

 

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パンナコッタ、アズキのソース。

この時、偶然大阪からのお客様が!

久しぶりの大阪弁トークは

キュンと心をふるさとに返され、楽しかった〜。

 

 

 

 

 

2014/04/25 06:14 | emiko | No Comments