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2011/03/20

 

普段から節電、素食に慣れている自分は、
昨今の生活感の変化には、特に問題はない。

 

夜の静寂(しじま)に何か懐かしさすら憶える。
祖父母が住む山間の長屋で、寒い寒いと言いながらも、
皆で仲良く夕飯の準備をしたりしたのを想い出す。

 

朝目覚めると清々しい鳴き声で小鳥が謳う。
かじかんだ指先と寝癖のままの髪をそのままに、
洗面器に貯めておいた水で顔を洗う。

 

夜の暗さにも慣れてきた。
この灯りで十分なはずなのに、
いつしかあれやこれやと「足りない」と、
余分なものに費やしてきたのであろう。

 

価値観が大きく変ろうとしている。

 

ていうか、もう、変わりだしている。

 

2011/03/20 11:06 | nishikawa | No Comments