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少し前、お昼ご飯と交換に友達が持って来てくれた
insalata di campo、野生のサラダ。
バイオレットとプリムラの香りが一面に広がり、
一つ一つの葉っぱには、
しっかりと味がある。
お昼ご飯には20分ほど遅刻で来た彼女、
ギリギリまで時間を忘れ、これを摘んでいたそうで。。。
横にあるのが野生のニンニク。
市販の玉葱と大きさを比べてみました。
(ニンニクにすればよかったですねぇ)
野生の物は小さいのですが、
入っているエネルギーが半端ないです。
この小さな一粒をさらに一かじりするだけで、
とたんにお腹の底からカーーッと熱くなるほど。
香りは強いですが、味は生でも食べられます。
春ですね。
先週の金曜日には
一斉にツバメが帰って来ました。
ちょうど学校で四季や一年、週などを勉強しているチビちゃん、
宿題をやってもなかなかスムーズには答えられないでいたのですが、
鳴り響くスズメの声に
「アフリカから帰って来たってことは、
ボンコンヴェントにも春が来たんだね」
と。
家の中で勉強しても、
何にもならないんだなぁと感心したかあちゃんでした。
そこで、やっぱり外に出よう!と、
週末はピクニックへ。
この道知ってるとグングン先を進む子供達、
途中、森を抜けるのですが、
水が流れているところもあり、
その辺の木を渡して丸太渡り、
アスパラガスを採りながら崖を登り詰めると
一面に、何もない景色!
みんなそれぞれ自然からエネルギー充電です。
持って行ったパンやチーズで軽くピクニック。
ついでに採ったアスパラガスも生でガジガジ噛りつき。
広い広いところで食べるって気持ちいいね〜
そしてまた歩き出す。
何処まで?
「あっちの家まで!」
見えないけど。。。
はい、草を見ながら置いてきぼりを食らってしまった私が
やっと追いつくと、
あっちの家には馬がいました。
お姉ちゃん、感動!
ひろーーい敷地を、
馬が駆け回り、飛び跳ねて、
生き生きしていました。
この家にはいろんな花が沢山あって、
亀がいて、
ニワトリがいて、
裏には羊が沢山いて。。。
すべて自家用でした。
次は丘の上の教会まで!
ズンズン歩くのですが、下を見ると
芥子菜、
ビエトラ(フダンソウ)、
フェンネル、、、
歩くだけで持ちきれないくらいの晩ご飯が採れました。
この辺もまた、古代ローマ時代に栄えた一角で、
掘ればその時代のコインや土器や色んなものが出て来ます。
その時代もそうだったのかはわかりませんが、
今も水路として面影が残ります。
ここまでですでに7〜8kmほど歩いたでしょうか。
それでも子供達の目はキラキラしていました。
「学校で座ってるより、こっちの方がいいね」
と、
不良かあちゃん仲間と笑いながら、
夏時間に変わっていることも忘れ遊び続け、、、
今週は、起きるのが辛い我が家です。