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地震後、電力不足で計画停電が行われ、電車の運行も変動してますね。
週明け、月曜日のテレビではなんとか会社に行こうとする人々の映像。
会社に行って仕事をしないと経済が滞ってしまう。
分かります。
一方私は、何日も先の合唱団の練習場所が使えないということで早々とキャンセル。
バレエスタジオもヨガ教室も何日も休講となりました。
コンサートやライブなども中止になったケースが多いと思います。
確かに踊らなくても生きていけるでしょう。
歌わなくても生きていけるでしょう。
でもそんなことを言ったら
音楽家は?
ダンサーは?
スポーツ選手は何をしたらいいのでしょうか?
節電をしないと言ってるわけではありません。
節電に少しでも協力して、一刻も早く普通の生活が戻ればいいと願ってます。
できる範囲でやればいいと思うのです。
練習したり、教えたり、公演したり、試合したり、それが仕事なんです。
電車が止まっても会社に通うサラリーマンと同じようにそれが仕事なんです。
「娯楽」という言葉で一括りにされ、後回しになることには疑問を持ちます。
震災の後、しばらくテレビの前に居続けた私は
体がこわばって、固まってることに気がつきました。
これは被災者の方々でも今、深刻な問題になってますね。
明るい音楽を耳にして、元気を失っていることに気がつきました。
できる範囲でいいのです。
徐々に普段の生活を取り戻し、
元気になることが、大事なことだと思います。
そうでなければ、被災者の方たちを助けることだってできない。
もちろん、まだそんな気分になれない、不謹慎だ、とおっしゃる人もいるでしょう。
それぞれのタイミングです。
無理せず、少しずつ、でも確実にみんなの笑顔が戻るよう、
私は私の出来ることを精一杯やっていきたい。