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2014/02/20

ネイリストの働き方は様々です。
現場でのサロンワークはもちろん、他に講師の立場があります。
講師といっても実は色々です。

ネイルスクールの講師といえば、現在では主にJNA日本ネイリスト協会認定講師が代表格でしょう。
しかし特にその資格を持っていなくても、講師を務めることが可能です。
それから、エデュケーターやインストラクターといった肩書きもあります。
実はこのエデュケーターやインストラクターが、最近増えている現状を今回はお話します。

エデュケーターとは「認定講師」のことで、
インストラクターは「指導員」という捉え方が一般です。
いずれも主にネイル商品メーカーに属することが多く、
メーカーの商品に精通したプロネイリストを指します。

国内商品メーカーの増加に伴い、このシステムがひろく取り入れられています。
メーカーとしては、商品の特徴を最大に活かし特化させるために
メーカー独自の方法をエデュケーターやインストラクターに広めてもらうのです。
海外ではこの方法が当然のように普及しているので、
日本もやっとそこまでマーケットが拡大したということでしょうか。

メーカー独自のスタイルが大切なので、商品のラインアップはもちろん、
手順や道具の使い方など細かく定めてあることがほとんどです。
エデュケーターやインストラクターになるには、
各メーカーのエデュケーションシステムを受ける必要があります。
レベルアップする区切りにテストがあり、
最終的な位置にあるのがエデュケーターです。
テストの難易度はメーカーにより違います。
当然認知度が高く、需要も多いメジャーなメーカーは難しいでしょう。
その分エデュケーターになれば活躍の場も広がるわけです。
そのメーカー商品を広めるため、今度は講師として働くことが可能です。

商品や手法のお勉強に加え、必要な商品を揃えることもあり
かかる金額もそれなりに高額になります。

ネイル講師にも、このように色々な種類があるのです。

ちなみに、先出のJNA日本ネイリスト協会認定講師ですが、
こちらは商品メーカーではなく、協会が研究し定める最新安全なネイル技法や
知識、衛生管理などに精通した講師ということです。
JNA認定講師でありながら、あるメーカーのエデュケーターであることも珍しくありません。

2014/02/20 09:15 | makiko | No Comments