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2014/01/16

229

 

 

粉雪の夜が

心を揺らす

このまま夜が

どこまでも続くなら

朝が来ない

夜にとどまれるなら

月明りで照らされた

冬の森をいつまでも

走りつづけられるのに

 

樅の木に降り積もった雪模様が奇麗

 

暗闇から聞こえる

君の声

君の横顔は

月明りの車内で

昔の君に戻り

心を揺らす

昨日までの私には

暗闇の君を

感じることさえ出来なかったはずなのに

月明りの森の中で

隣にいる

君を想い出しながら

君を感じている

2014/01/16 06:51 | watanabe | No Comments