今回は小さい人シリーズは勝手にお休みします。
ですが、あながち関係ない事もないんですよ。
家の近くにファーマーズえびすさんと言う八百屋さんがあるんです。
うちの嫁さんはよく買い物に行くんですが・・
え~簡単に書かせていただくと、八百屋の店主さんが僕に絵を描いてほしいと言ってくださった訳なんです。
それが、最近ようやく完成したんです。
え~色々ありまして、半年待っていただきました。
申し訳ないです・・
それが今回の絵なんです。
お店の外観を描いて、屋根に沢山の野菜。
そして、小さい人も!!
ねっ!関係ないことないでしょ。
あれ?しまった!!画像が完成前のしかない!!
しかし、もう後には引けない!!
この矢印の所にうっすら下書きが・・
すいませんでした!
和歌山近辺の方は是非、立ち寄って小さい人確認してくださいね!
そうでない方も来てください!
スコップで一夜を明かした。
私はヨロヨロと立ち上がり、カバンを持ってスコップを後にした。
昨日、色々考えていたのであまり眠れなかった。
このまま先に進むか、引き返すか。
迷いのある私の足取りは重たい。
いつもは周りの景色を楽しみながら歩いているが、今日はそんな気分じゃない。
俯きがちだ。
自分の足がゆっくり前に進むのを、ただ見ているだけ。
いつ引き返してやろうかと頭の中で考えている。
『下ばかり見てると危ないよ。』
突然、女性の声が聞こえた。
私はビックリして辺りを見回したが誰もいない。
フッと上を見上げると、お花畑の中に女性が一人立っていた。
『何があったか知らないけど、元気だしなよ。ほら、これあげる。』っと言って私に花を優しく放り投げた。
それはとても良い香りのする、黄色い花と赤い花。
今日初めて空を見た。
こんなに良い天気だったなんて。
私は彼女にありがとうと声をかけた。
もう少し旅を続けてみよう。
こんな所に私の大好物のミンゴの木が生えているではないか。
だけど私は木登りが苦手で実をとる事はできない。
気を揺すってみるものの、実が落ちる気配はない。
どうしようかと途方に暮れていると、突然ドスンドスンと大きな振動が起きた。
実がポトポトと落ちる。
その振動と共にに大きな魚がピチピチしながらやってきた。
私は子供の頃に図鑑で読んだことがある。
魚は我々の住む地上では生活できない事を。
恐らく陸に打ち揚げられたのだろう。
しかし魚は私の前で止まり、あろうことか、お腹だけで立っているではないか!
『あの~海に行くのはこっちでいいのでしょうか?』と私に話かけてきた。
私は海を見た事がない。ましてや場所など知る由もない。
しかし魚にとっては一大事だ。
私は必至になって、解決策を模索した。
『あの~解らないならいいんですよ。他当たりますから。』
私は魚に向かって大丈夫なんですか!!と声を荒げた。
『えっ・・大丈夫ですけど。ちょっと海に泳ぎに行こうかと思いまして。』
私は耳を疑った。
『あっ!申し遅れました。私、陸上で生活できるように進化した鰯のマイケルいいます。
いや~海の中は退屈でしてね、死に物狂いで訓練しました。やればできるものですね!
次はあなたみたいに二本の足で歩いてみたいです。』
私は落ちたミンゴを拾い、美味しいからどうぞとマイケルに差し出した。
『ありがとう。食べてみたかったんだ。』
まさか、消しゴムハウスの外部に吉田さんの絵が描かれているとは・・
私が以前に住んでいたブロックの家を紹介してあげれば喜ぶだろうな~。
なんてボケ~と色々考えていると突然!!!
『止まれ~!!!!!』という大声で我に返った。
私の目の前に大きな物体が止まっているではないか!
『おい!ボケっとしてると危ないだろう!危うく大惨事になるところだ!』
何が何だか分からない私は、とりあえず謝っておいた。
『ハハ~ン。どうやら、そろ盤を知らないらしいな。おい!ここで少し休憩するから、後ろの連中に合図してやれ。』
すると真ん中に乗っていた二人が旗を振り、さらに下にいる人も同じように旗を振って後ろに合図を送る。
どこからともなく大勢の人がゾロゾロと出てくるではないか。
『あの若い連中が、このそろ盤を押してるんだ。』リーダーらしき男が喋り出した。
『俺はこのそろ盤の盤長、番場だ。』
何とも強そうな名前だが、クリクリおめめが可愛らしい。
笑いそうになるのを堪えながら、私はこれが何なのか尋ねた。
『これはそろ盤と言ってな、より多くの荷物を迅速かつ大量に運べる道具だ。
そして、この荷物を無事、目的地に届けるのが俺の役目だ。
おっとゆっくりしちゃいられね~!荷物を待ってる人達がいるからな!!
じゃあな!』
『出発だ~!!』
嵐のように去っていった。
※後日、着色完了しましたら差し替えますのでよろしくお願いします。
すいません。
あまりにも多忙な為、前回の続きの絵がまだ完成していません・・
なので今回はどのように小さい人シリーズができるのかを書かせていただきます。
僕の場合は絵が先に出来上がり、それに話を付けていくスタイルをとっています。
逆にした方が、間違いなくスムーズに進むでしょう。
以前に描いた湯たんぽの話を例にしてみると、まず湯たんぽで釣りというテーマで描き始めます。
そこに少し考えてから人物を配置します。
これで終了。
そして更新の日。
仕事を終え、晩御飯、お風呂をすまし、子供が寝たのを確認してパソコンに向かいます。
この時だいたい20時前後。
うちの子は早寝なんです。
そういう私も遅くても23時には、ほぼ寝てますが・・
この三時間が勝負なんです!!
湯たんぽで釣りというテーマはあるものの、それだけでは物足りない。
あーだこーだと考えながらパソコンとにらめっこ。
そして、思いついた事をそのまま文章に!
するとあんな話ができました。
こんな書き方をしているので、おかしな所があるかもしれませんが、今後とも小さい人シリーズをよろしくお願いします。
次は必ず小さい人シリーズを書きます!!
私は今、巷で話題の消しゴムハウスの建売住宅を見学に来た。
この消しゴムハウスは若者夫婦に大人気。
その理由は外部のデザインを新進気鋭のアーティストが手掛けているからだ。
それではさっそく端の家からまじまじと見学してみよう。
ほ~これはこれは。
私は窓から顔を突っ込んで、中を覗いてみた。
ゴムをくり抜いて作られたとは思えない程の出来栄えだ。
内装も白一色で爽やかだな~。
でも外部のデザインが赤の水玉か・・
あれ?
NOMO・・あっこの家はもう住んでらっしゃるようだ。
危ない危ない・・
さて隣を見てみよう。
んっ!
そこには、目をキラキラと輝かせながら家を見上げる家族がいた。
この家の住人かな?
私は家の詳しい話を聞きたかったので、声をかけてみた。
『はっ!ビックリした!家を見るのに夢中で気が付きませんでしたよ。いや~ゴムハウスの家に憧れていたので、嬉しくて嬉しくて!』
少し照れくさそうにお父さんが言った。
私は家について色々と聞きたい事があるのですが・・っと尋ねてみた。
『いいですよ!よかったらコーヒーでも飲みながらなんてどうですか。うちの家内の淹れるコーヒーは絶品ですから!』
『やだ!お父さんったら!』
『こう見えてもね、家内はカフェでバイトしていた経験があるんですよ。』
『こう見えてもは余計ですぅ!』
『ハハハ。さぁ中へどうぞ。』
なんとも幸せ一杯の家族だ。
それではお邪魔させていただこうと、玄関に向かう途中に外部に描かれている絵が私の目に入った!
この絵はまさか!!!
mixiのマイミクさんからのお誘いで、『ともだちの輪』展に参加させていただける事になりました。
僕は第二回の展示(2012.2.20~2.26)に参加させていただきます。
第一回が2.6~2.12となっております!
開場時間 13:00~19:00 最終日のみ17:00閉場
場所は大阪府大阪市平野区背戸口5-6-20 フレンズビル1F北号
Beauty and Gallery
hana*輪(はなわ)さんです。
今回は手作りポストカードの販売も行います。
かなりシンプルなポストカードですが・・。
そして、小さい人シリーズのロゴを作成しました!!
地味に三種類あるんですよ。
お近くの方はもちろん、遠方の方もお時間がございましたら足を運んでいただければ嬉しいです!
よろしくお願いします!!
小さい人シリーズももうすぐ再開する予定です!!
今回の絵は5、6年前にパリに行った時の絵です。
この絵は僕にとって、とても思い入れのある絵なんです。
何度か売ってほしいと言っていただいたのですが、お断りさせていただくほどお気に入りの絵です。
とりあえず芸術の都パリに行ってみようって事で初の一人旅。
フランス語なんか話せません。英語も全くです。
初飛行機、初海外を経験。本気で迷子になったり、ジャンピングマシーンを履いた変なお兄さんに鞄の紐を締めてくれと言われたり、パリまで行ってラーメンとチャーハンを食べたり、奥津国道先生が描いていたパリの風景画と同じ場所に偶然辿りついたり(これが一番感動しました)、人生初のおつりはいりませんって言ってみたり、通っていたカフェのおじさんは、よくしゃべってくれたのですが何を言ってるかまったくわからないし・・(やはり現地の言葉を喋れたらいいなって思いました)なぜか美術館には足を運ばなかったり、
他にも色々な事がありました。嫌な思いもしましたが、楽しい事も沢山あり、世界の広さを痛感しました。
この旅行は僕にとってとても良い経験になったわけです。
そんな思い出の詰まったこの絵は今後も大事に取って置きます。
ここは美術館。
数多くの芸術家達が、この大きな紙に作品を残している。
私は絵を見るのが大好きだ。
しかしブロックの家の壁に描かれていた、吉田さんの絵はいただけない。(※第一話ブロックの家編を読んでください)
彼は元気にしているだろうか?
なんて思いながら一枚一枚見て行くと、どこかで見た事のある絵があるではないか!
間違いなく吉田さんの絵ではないか!
ナゼ!
吉田さんの絵の前で立ち尽くしていると、美術館館長がやってきた。
『吉田さんの作品は素晴らしいですよね。私、大ファンなんですよ。彼はお願いしても滅多に描いてくれませんからね。』
えっそうなんですか!
『今後間違いなく評価されるであろう画家さんです。』
不思議と吉田さんの絵が素晴らしく見えてきた・・・