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こんばんは、酒井孝祥です。
婚礼司会者の男女比率は、圧倒的に女性が多いです。
以前、知人がレストランの専属ウエディングプランナーになったときに、よかったら司会の仕事を紹介して欲しいと頼んだところ、会場の雰囲気柄、司会は女性限定でお願いしていると断られてしまったこともありました。
新郎新婦より一回り上くらいの世代の女性が一番シェアが多く、男性司会となると、落ち着いた年代の人が多く、酒井などは、むしろ業界で一番少ないキャラクターかもしれません。
参考までに、酒井が登録している司会者紹介のHPをご覧いただくと、分かるかと思います。
http://wedding-iimc.net/mc/index.html
じゃあ、男性司会のメリットは一体何なんでしょうか?
僕は結婚式場のサービスの仕事をしていて数々の司会者を見てきましたが、僕個人の感覚としては、特別魅力を感じる司会者さんは男性が多かったと思います。
それがなぜなのか考えてみると、女性司会者は、割と清楚な雰囲気のキャラクターの人が多いと思いますが、男性司会の場合、カラーが出やすいということがあると思います。
スタイリッシュにラジオDJみたいに喋る人もいれば、ジョークを飛ばしながらMCをする人もいれば、落ち着いて包容力のある人など、カラーが分かれる傾向があります。
例えば、男性の司会者が新郎に対して「この幸せ者が!」などと茶化した様に言うのは、キャラクターによってはありかと想いますが、女性の司会者が同じことをやったとすると、少々品の無い印象が出てしまうかもしれません。
以前、僕がサービススタッフでデザートコーナーに待機していて、なかなかお客様がそこまでデザートを取りに来ないことがあったのですが、そのときの男性司会者に「さあ、サービススタッフも暇ぶっこいてます。是非お早めにデザートを取りにいらして下さい。」と冗談めいたコメントをしていただいたことがあります。
そういうコメントで明るい空気を作ることが出来るのも、男性司会者ならではかもしれません。
全体的なシェアでは、圧倒的に女性の方が多いので、ゲストとして訪れてもなかなか男性司会を目にする機会は少ないかと思いますが、だからこそ、男性司会者の披露宴の方が、披露宴そのものの印象がゲストの記憶に残るということもあるかもしれません。
男性司会者も良いものですよ。
次回は、「そこ笑うところ?」(古典芸能)をテーマにしたコラムをお届けします。