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世の中クリスマスモード全開ですが、そんなウカれたことは書きませんよ~。
先日ある生徒さんに「先生はイルミネーションとか見に行きますか~」と聞かれたのだが、
すぐに私、「行きません、全然行きません」笑笑笑
ロマンチックなことが好きそうに見えるかな~???
まあ、そんなことはさて置き、今日は以前にも書いた事があるかもしれないが、
最近本当に思うことは『子供の習い事を始めるなら、早い方がいい』ということだ。
私が言う早いというのは、小学校に上がる前。
一番の理由は、筋力。
成長すればするほどいろんなところに筋肉がつき、力が出てくる。
するとピアノでもバレエでも形だけ真似しようとして、本来使うべき筋肉が使えないことが多い。
やろうとするあまり、知っている大きい筋肉から使い始めてしまうので、脱力がうまくできなかったりして上達には時間がかかる。
実際指導をしていると、これに苦労するのは大人だけでなく、小学生にもとても多いのだ。
それも高学年だけでなく、2,3年生の低学年にも多い。
手首を固めて力づくでピアノを弾こうとしたり、一本の指を支えるために他の指が硬直したり。
バレエも同じ、表面の力でなんとかしようとしてしまう。
これは早くから始めてもよくあることではあるが、遅くに始めた場合、特になかなか直るものではなく、ついつい「もう少し早く始めていればよかったのに」と思ってしまうことがよくある。
もう一つ、早くに始めていい点として「本能」があると思う。
リズムを感じて身体を動かすのはすごく本能的なこと。
まずはこうして、次はこうやって、と理屈でやることもできるが、出来なくてもやっているうちに頭で考えるより身体が動くことがたくさんある。
この本能で動けることが多いと楽だ、「そんなに考えすぎるとできないよ」と生徒さんに言うこともたくさんあるのだ。
もちろん早くに始めなかった、もしくは始められなかったのにはそれぞれ理由があるだろう。
経済的なことかもしれないし、学校に上がって少ししっかりし始めたら習い事をさせようという親の気持ちかもしれないし、本人のやる気かもしれない。。。。本人のやる気というトピックに関してはまた改めて書いてみたい。
と、いろんな理由があるから一概に親を責められないけど、「始めさせられなかった」ではなく「始めさせなかった」場合に関してはやはり残念で仕方ない。
結局始めるのが遅いと、しなくてもいい苦労が増えるのだから。
習い事を検討しているならできるだけ早いうちに、遅くとも小学1年か2年生くらいまでには始めることをお勧めしたい。
あ、くれぐれも言っておきますけど、早く始めたから上達するか、習い事が続くかといったら答えはNOですよ。
遅い子が上達しないか、といったら、これもNO!
これはあくまでも私個人の意見で、万人に当てはまるものではありません。