小津安二郎生誕110周年、Googleトップページが『東京物語』に変更 | THE NEW CLASSIC.
パソコンで 検索中に たまに この Googleのイラストが気になることを 教えてくれる
12月12日は 小津監督の誕生日だそうだ
時代が変わっても 懐かしいと感じる物事は 家族の風景が多いのかもしれません
好きな映画で 同じ時代に製作された作品でも 黒澤監督の映画は 細かい場面描写まで 私にとっては娯楽として感じられて
とても印象深いのですけど
小津監督の作品は 俳優さんの バストショットが圧倒的なので
ちょっとした ひとことが すごく印象的に残る感じです
…あの 『東京物語』の 東京は
今や 小さな地方都市に見え隠れする 数少ない雰囲気に思えてしまいますが
日常が いかに 経済とか 他の人のかもし出す雰囲気とか 自分では どうにもならない物事で 多く出来上がっていることを感じます
言い方を変えれば
自分がいかに 他人の助けが無ければ生きられないかということです
思い切り 都市部を離れて生活しているので
身にしみますね
冬は特にいい季節です
私が生まれたのは1月ですので
小津監督同様 冬生まれです
人恋しいという感覚を 社会人になって 北海道拓殖銀行に就職して
初めて理解しました
冬の北海道の素晴らしさ… 今思い出しても 輝く記憶です
寒い場所でこそ 必要な物がわかるという事を 初めて自分で発見して
マイナス10度の札幌で 「今日は暖かい」という北海道の銀行の先輩の力強さも
人って面白いなと 思い出します
さて 今日は 干し柿を手入れしています
冬が暖かくなってきたせいか 去年より遅い干し柿です
時期が早すぎて カビが出来て 去年はまったく上手に干せませんでしたので
ご近所がみんな 干し始めてから作り 今回は成功しそうです
しかし この寒い中
干し柿を柔らかくするために もみこむのが大変なのです
曲独楽の稽古と 洗濯と 柿手入れを 平行して作業しているので
(そうしないと 手がかじかんで動かなくなるから)
飽きずにできますけど
今日は雨上がりの好天なので
この原稿と 小道具製作と 1月5日の 内子座公演での新ネタ稽古もしています
桂小春団治師の会です
5日(日)14:00 「桂小春團治 新春!!独演会」
出演 桂小春團治「冷蔵庫哀詩」「皿屋敷」・桂福矢「手水廻し」・桂治門「動物園」・三増巳也(曲独楽)
場所 内子座(愛媛県JR「内子」15分)
料金 前売2,500円/当日3,000円
ああ 手が 忙しい