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こんばんは、酒井孝祥です。
久しぶりのブライダルの話題です。
めでたく結婚が決まり、式・披露宴をどこの会場で行おうかと考えたとき、まず何をするでしょうか?
きっと、本屋でブライダル情報誌を購入したり、インターネットでウェディング情報のサイトを覗いてみたりするかと思います。
そして、結婚式を挙げる会場の種類があまりにも多くて、面食らってしまうかもしれません。
どの地域で挙げるかによって、だいぶ絞れてくるとはいえ、それでも沢山の会場があります。
さらに候補を絞り込むにあたって、どんなタイプの会場を選ぶことが挙げられるかと思います。
会場の分類の基準には色々あると思いますが、僕は大きく3つに分類出来るかな…と思っております。
以下は、あくまでも僕の分類基準での話ですが、単純に言うと、ホテル・宴会場、ゲストハウス、レストランの3種類です。
■ホテル・宴会場■
ホテルに併設された宴会場。
ホテル(宿泊施設)のない、会館系の宴会場などもこちらに含めます。
結婚披露宴だけではなく、各種パーティーや企業の総会など、一つの部屋が様々な用途に利用されます。
<メリット>
・雰囲気が豪勢で、結婚式場としてだけでなく知名度が高く、他の催しで利用される会場も多いので、その会場を利用することが、ある種のステータスにもなり得る。
・日頃から多くの人が集まる場所なので、アクセスが便利であったり、そのまま宿泊も出来たりで、遠方からのゲストにも親切。
・部屋の数と種類が多いため、数十名から数百名まで、ゲストの人数に対応した部屋を利用出来る。
・同会場の中にレストランが併設されていることが多く、観光目的の施設であることも多いため、結婚後も思い出の場所として訪問出来る。
<デメリット>
・格式ばったところがある分、アットホームな雰囲気は出にくいところがある。
・結婚披露宴以外の多様な目的で用いられ、会場の作り替え作業が頻繁に行われるため、機能性を重視する分、装飾がシンプルになっていることがある。
・ゲストが、別の披露宴の新郎新婦やゲストに遭遇したり、他の目的で来場している一般客ともすれ違うことがある。
■ゲストハウス■
ゲストを二人の邸宅に招いたかの様な雰囲気のアットホームな会場で、会場によっては、ガーデンパーティーも出来る。
基本的に結婚式専用の会場なので、平日に一般の宴会が行われることはほとんどない。
邸宅をコンセプトにしていなくとも、ほぼ土日祝日にしか稼働しない結婚式専用の会場であれば、雰囲気は近いので、こちらに含めます。
<メリット>
・結婚式、結婚披露宴を行うことのみを目的とした会場であり、それに特化した装飾もなされ、非日常的な雰囲気が味わえる。
・演出やアイテムのバリエーションが多く、オリジナル性を出すことが出来る。
・ゲストが建物内で非関係者と遭遇することがほとんどなく、二人だけのためにお招きした様な雰囲気を出すことが出来る。
・会場および会場専属の提携会社に、ほぼ一通りのことを任せやすい。
<デメリット>
・小さい部屋が多いため、ゲストの人数が多いと、かなり窮屈になることがある。
・建物内の導線が複雑で移動が多かったりすることもあったり、一昔前の披露宴と雰囲気が違ったりで、ご年配のゲストなどに喜ばれない要素もある。
・レストランなどが併設されている会場もあるものの、基本的には、披露宴の後、思い出の場所として中まで入るのは難しい。
■レストラン■
レストランを貸し切りで披露宴を行う。
式を別の場所で済ませて移動することもあれば、店舗の中にチャペルに見立てたスペースをつくることもある。
<メリット>
・平常は食事を目的としている会場であるため、料理のクオリティは高い。
・ホテルやゲストハウスに比べると、費用はかなり安い。
少人数ウェディングに適している。
・ゲストとの距離が近く、食事を取りながらの歓談を楽しむことが出来る。
ホテルやゲストハウスの場合、新郎新婦はほとんど料理に手をつけられないことも多い。
・後々も、記念日等に訪れやすい場所である。
<デメリット>
・演出のバリエーションが少ない。
・結婚式場であれば、普通は用意されていると思われるものが、備わっていないこともある。
・自分達で手配、準備しなければならないことが多い。
こんな風に、それぞれに特徴がありますので、自分達の理想に合わせたタイプの会場に的を絞ってみるのも良いかもしれません。
次回は、「狂言の思い出」(古典芸能)をテーマにしたコラムをお届けします。