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引っ越して2か月ちょっとが経ちました。
ぼくは100%外食です。
前の街でも、何軒かの飲食店を回して暮らしていました。
3年前からフリーランスとなったので、昼も夜も、地元の街で食べるパターンです。
よく行く店が4軒くらいあり、それを中心として、時々行く店をまぶしつつ、という生活でした。
その4軒のうちの1軒がとんこつラーメン屋さんで、もう1軒がネパールの方がやっているインドカレー屋さんでした。
この2軒に関しては、引っ越した後も、できれば月に1、2度は寄ろうと考えていました。
今日のお昼、その街に行ってみました。
10日ほど前にはとんこつラーメン屋さんに行きましたので、今日はカレー屋さんに行くつもりでした。
しかし…。
シャッターが閉まっていました。下のほうがちょっと開いていて、人の出入りはある感じではありつつ。
でも、その10日くらい前に来たときも、シャッターが閉まっていたんですよね。
ひょっとして…、と思い、その街にあるもう1軒のカレー屋さんに行ってみました。
その店のフロア係の人は、ちょっと前まで、そのカレー屋さんで働いていたんです。
行ってみたらその方がいたんで、「あちらのお店は今日休みですか?」と聞いてみました。
すると「そうです」と。
この方、日本語、上手いんですが、完ぺきではありません。
もう一度、今度は「あちらのお店は、閉店したんですか?」と聞いてみました。
すると「そうです」と。
どっちやねん…。
今度は「料理長は今、どうしているんですか?」と聞いてみました。
「違うお店で働いてま〜す」とのこと。
やっぱ、閉店したんですね…。
そこ、美味しかったんですよ。で、ぼくは週に2、3回は行ってました。
ぼくだけに、チキンを1ピース、必ずサービスしてくれるんです。これはまじに、ぼくだけでした。
その、他店に移ったフロア係の人の機転で、そのチキンサービスが始まった節もありますが、ぼく的には、そのお店に対して愛着が強かったので、フロア係の人が他店に移っても、そのお店に通っていたんですね。
だって、そのチキンを出して痛手を被るのはお店なわけですし…。
ちなみに、今年の春から、フロア係の人の娘さん(16歳)が、そのお店で働くようになっていました。
そのフロア係の人は、自分が他店に移る代わりに、娘さんをそこに充填したんですね。
その娘さん、日本語はまったく話せません。
で、最初は、ただものを運ぶだけでしたが、最近は、「今日のカレーは○○です」とか言えるようになってきていて、その子の成長を見るのも、ちょっと楽しみだったんですけども。
その街にぼくは10年住んでいましたが、そのカレー屋さんに頻繁に通うようになったのは、ここ、2,3年です。
気になっていたのですが、なんとなく入りにくさがあったんですよね。
しかし、行くようになってからは気に入って。
ただ、繁盛はしていなかったですね。ぼく一人、ということが実に多かった。
他の人も、入りにくいんでしょうね。
しかし今年あたりは、満席になる日もあったりして。
地道にやっていれば、こうなるんだな、と、僭越ながら感心もしていたものです。
で、ぼくがその街から引っ越して、たまにしか行かなくなったんですが、それでもチキン1ピースのサービスは継続してくれていました。
この前行ったときは混雑していて、しかし料理長1人で切り盛りしていて、セットのサラダが出てきませんでした。
しかし、チキンのサービスは出してくれました。
ぼくはそれがうれしかったです。むしろ。
料理長は、ほとんど日本語を話せません。
なので、ほとんどコミュニケーションを交わしたことがないんですけど。
というわけです。
淡々と、ながながとすみません。
ラッパとは関係ないんですが、広義に、ラッパ吹きの日常ということで…。
ちょっと寂しさを感じた、今日の日記でした。
料理長が元気でありますように…。
押忍