« | Home | »

2013/11/06

 

223

 

『秋の夕日に 照る山もみじ

濃いも薄いも 数ある中に

松を彩る かえでや・・・・・・・・・』

 

あれ、

『かえでや・・・・・・・・・』、

その後の歌詞なんだっけ!!

 

秋の森は、

赤色や黄色や緑色の葉で彩られて、

まるで特別な日のようです、

風向きが変わり始めました、

遠くの森がざわつき始めました、

秋の風が遠くの山からやって来るようです、

杉の木の先端が揺れるのを合図とばかりに、

赤色や黄色や緑色の葉が、

蒼い空一面に舞い始めます、

まるで自由になって森に中を飛びまわるように、

そして森全体が色とりどりの葉で覆われ、

それはそれは素晴らしい世界、

隣でママが騒ぎだしました、

 

『凄い、凄い、凄い』、

 

そして突然ママが歌い出します、

『秋の夕日に 照る山もみじ

濃いも薄いも 数ある中に

松を彩る かえでや・・・・・・・・・』

 

こんな景色を見ていると、

自然と歌いたくなっちゃうよね!

今日に日を逃したら、

こんな奇麗な秋に景色なんか見れなかったね、

あっ、又風が吹き出した、

 

『凄い、凄い、凄い』、

 

パパ、

『かえでや・・・・・・・』、

その後の歌詞なんだっけ!!

 

いつまでたってもママの歌は、

『かえでや・・・・・・・・・』で終わってしまいますが、

この景色を見ているだけで、

自然と歌いたくなる、

そんな秋の森です、

 

帰りの車の中で、

ママがフェースブックに、

秋に写真ともみじの歌の続きの歌詞が出て来なかったとアップすると、

次々とフェースブックの友達から、

もみじの歌詞がアップされてきました、

パパ、

もみじの2番の歌詞って知ってる、

落ち葉の降り積もった道を走りながら、

ママがもみじの2番を歌い出しています、

時折風が吹くと、

道に積もっていた落ちがたちは、

まるで生き物のように立ち上がって走り出し、

私たちの車を、

いつまでも、

いつまでも、

追いかけてきます。

2013/11/06 03:33 | watanabe | No Comments