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さて 前回 ニュートリノの 東大宇宙線研究所のリンクを 貼らせていただきました
そうなんです
ニュートリノの 何が 曲独楽の どこに 関係があるのか
無理やり関連付けて 今回は 持論展開でありまする
来年の正月5日
めでたく
落語家の中でも かなり 女性ファンが多い 桂 小春団治師の会に
内子座で 曲独楽を ご披露させていただくことが 決まりましたので
今回 この乱暴な ニュートリノ的曲独楽三増 巳也論を この画像から 説明開始させていただきます…
ある日 わかりにくい宇宙の話が NHKで放送されて
なぞの ニュートリノに 興味があったので
この東大宇宙線研究所サイトへ行って このやさしい説明を読んで
ニュートリノの 物と物とが くっつく きっかけの 役割があるということを
何となく 私なりに そう 理解することにしたのですが
曲独楽の どこが?となると
説明が大変なのです
今までコラムで 書いてきた内容と 重なる部分があったので
文章で書くよりも
図示してみようかしら…と思ったのであります
画像の 内子座公演時の 曲独楽の写真と 合わせて
お楽しみいただきたいところなのです…
そうです 画像に入れてみましたが
山の財産である 木を 切り出して
加工して 宗教や 権力を持つ者の 権威付けのために
儀式の道具を作り出すことは とても 一般の人にとっては
昔になればなるほど
技術がまるで 魔法や神様に 直接関係がある 物事に見えていたに
違いないと思います…
近代に入ると
生活に利用したり 日常が 安全になれば それが 美しいとか
希少価値 でもって 資産にも変化していくから
本当に 様々な 時代に 形を変えたり 価値を生んだりしてきた歴史…
それが この 曲独楽の 道具と コマ 自体に 現わされている気がします
内子町の 観光協会の 宣伝文句に 「木蝋と白壁の町並み」 と 表現したポスターが あったのですが
そういうキャッチコピーのようなものが 私のこの持論には 必要なので
この ニュートリノを ぜひ 使いたいと思ったのでした
現代の技術的な面で 考えてみても また 興味深いことがあります
工業技術 この 曲独楽を作る過程に ろくろを利用した工程は欠かせません
昔は 数人が気を合わせながら リズミカルに手と足で ろくろを動かしていましたが
現在は機械です
(曲独楽のろくろのモーターは 洗濯機のものが一番いいそうで)
手作業のいい面として スピードが調整しやすい点があるのですが
現代は スピードコントローラーを フットペダルで踏んで 調整します
まあ 車の運転で例えるなら ポンピングブレーキって感じで 微妙な加減速をかけながら
手馴れた曲独楽製作者の皆さんは 自在に刃物を木材へ当てて 何ミクロンの削りも楽々とされるのです
あまり刃物が研がれていない場合
コマの仕上がりに影響が出ます
木の削れ方が ケバケバになって 刃物で仕上げられず 紙やすりやらサンダーやら ものすごい手間がかかってしまうわけで
仕上げ具合が悪くても おみやげ程度のコマだと 平気で販売している悲惨な姿… 「あ~あ」(^0^;)
その 林業と機械工業そして民芸のような生活風景から来るものとの間に
このコマがある…そういう気がします
だから ニュートリノ…
無理かなあ…
まあ ニュートリノは もう 置いときましょう…
コマの発生と動きの共通点は海外でも 同じなのですが
「残り方」の点で 日本は 特筆しなくちゃいけない文化があるんですねえ
「寄席」 という大衆芸の演芸場が その受け皿になっています
講談 落語 浪曲 太神楽 曲独楽 手妻 音曲 声色 漫才 漫談
そういう独特の残り方が 今でも 形を変えずにいられる大きな理由です
あ~ 書いてるうちに 私の曲独楽ニュートリノ関連持論が ニュートリノみたいに 拡散していく~!
…てなわけで みなさん ぜひ 視点をちょびっとずらして 寄席へ いらして見てくださいね~