« | Home | »

2013/10/29

表現性を強くしたいがために、「省略」を目的とし、材料や道具を限定した新ルールを敷き、 自分に課したわけです。

このことが直接的に作品に劇的な変化を与える影響を及ぼしたとは思いませんが、 そうしたことにより、

結局、自分が何をどう描きたかったのか、少しだけですが、 掘り下げることができたと思います。

「自分はこうだろう。だって、こうだから。」というところから、

「では、こうしたほうがいいのでは?」という視点での新ルール。

それならば、少なくとも理論上、制作していて以前よりは躓くことはないということになるはず。

しかし実際、工程の改善は図れているのにもかかわらず、なぜか筆が走らない。

前回の記事の時、これがなぜだか判らず、イラついていた。

 

しょうもない話ですが、結局僕は、表現性など気にせず、気分で描いているのが一番だと思いました。

しかしながら、だからこそルールは必要とも思いますので、とっぱらおうとまではしません。

ただ一所懸命描く。そうします。

isiz.5

2013/10/29 04:53 | fukui | No Comments