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声優の仕事というのは喋る事が主な仕事です。
喋る
これって…
何か世の中の役に立っているのだろうか
なんて思う事があります。
世の中の役に立とうなんて思う事自体がナンセンスなのかもしれませんが、たまぁにそんな事を考えたりする事があります。
感動を与える
夢や勇気を与える
そんなようなイメージが強い職業なのかもしれません。
声一つで視聴者様らに夢や希望や勇気などを与えられるのであれば本当に素晴らしい職業です。
そうでありたいと思う自分も確かにいます。
ただ…
生産性という意味で考えたら声優の仕事というのはどうなんだろう?
物理的なモノを提供しているような職業では無いのでドコか何かが不安定なような感じがします。
いらない
と言われれば…
もしかしたらいらないような仕事なのかもしれません。
無くても困らないかもしれない恐れがあるような仕事なのかもしれません。
素人を連れてきて、原稿を無事に読み終われば済んでしまうと思ってしまう人もいらっしゃるかもしれません。
ただ喋るだけなのだから誰にでもできるだろう
声優だろうが素人だろうがあんまり大差無いよ
みたいに思われてしまってはもはや声優の需要は無くなってしまいます。
素人の喋りと、声優の喋りの差
こちら側からしてみたら雲泥の差があるのですが、視聴者様らがソレを感じてもらえているのだろうか。
色々な人がいます
皆が皆、僕らの声を真剣にジャッジしているわけでは無いと思います。
表現の差で伝わる度合いが違う筈なのですが、それが数字などできちんと表せるような仕事では無いのでそういう意味では凄く不安になる時があります。
自分が提供している表現は本当に視聴者様の心に届いているのだろうか。心を動かしているのだろうか。
非常にモヤモヤします。
物凄く生産性の高い仕事かもしれませんし、物凄く生産性の低い仕事かもしれません。これは調べようが無いので何とも言えませんが…
僕は生産性が高い仕事であると信じています。