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こんにちは。
ちょっと前回はっちゃけすぎたので、今日は大人しくお水引退の話をさせていただきます。
ところで、私、実はこの間の9月末でお水を退職いたしました!
去年の10月からですから、約1年近くになるわけですが、お陰様で月曜日は馴染みとなったお客様、オーナーである先輩と後輩に囲まれて和やかな時間を過ごすことが出来ました。
特に後輩の子は最初本当に「この子大丈夫か…!」と思っていただけに、最後の水割りを彼女に作ってもらえたのは感無量でした。
ま、これからもお客としては行くつもりなので完全に縁が切れるわけではないんですが、先輩曰く「来たら接客してもらうかもしれないから胸元空いてる感じの服で来てね」とのこと。なんともはやですが、いいお店に勤められてよかったなと思うことにします。
以前、キャバクラを引いたときには、勿論こんな和やかな退店日ではありませんでした。
わたしは退店月の1月前にたまたまナンバーに引っかかってしまい(でも3位)、しかもイベントごとが特別ない11月での退店だったため自分の退職がイベント化されてしまったわけです。(この時期、10月はハロウィン、12月はクリスマスイベントを開催するお店が多い。当然11月は閑古鳥が鳴く可能性大。重責は推して知るべし、です。)
通常、こうした退店イベントは退店する女の子が主役。当然、指名ノルマもその女の子は通常より多くこなすことを求められます。
いかに指名でイベント期間お客様でいっぱいにするか。
どこまで売り上げを伸ばせるか、そこで女の子のキャバクラ人生の総決算みたいになるわけです。
が、わたしの場合、お客様の数はそんなにいなかった。つまり少数の太っ腹な、あるいは奇特なお客様に支えられてのナンバーでした。しかもそのときはそのうちお一人がご転居するということで多めに遣ってくださったという事情もあり、店長から「イベントにするからねー」と言われたときは正直嬉しいよりも恐ろしさが先に立ったくらいです。
救いと言えば退店するということで、他の女の子を指名していたお客様が「最後だし」って感じで場内をばんばんくれたことでしょうか。でも場内。
つまり自力で毎日2組のお客様を確保するのがやっとだったわたしには、退店月が地獄のように恐ろしい一月になりました。
が、今回はまったくそんなことはなく、お客様ものんびりと送りだしてくれたという感じ。
一応、これでわたしのお水経験は打ち止めということになるはずですが、おおらかに見守ってくれたお客様、鞭鞭鞭ときどき飴、みたいな感じでわたしを使い倒してくださった(褒めてます)先輩のお店にはまた遊びに行きたいなあと思います。そのときは露出度低めの格好で行きますけどね!
もちろんこちらのコラムは続けられる限りやっていきたいなと思いますが、お水最後の日がこんないい日でよかったなあ、とうれしく思うわたしなのでした。