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『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそん、そん』 この言葉はエイミーという人間を構成するひとつになっているようだ。
どうも昔から見るだけじゃつまらない、私も同じことをやってみたいと思ってしまう悪い癖がある。 これがまた実に良くない(笑) だって次から次へと手を出してしまうんだもの。 そしてこの手を出してしまったもの、結構続いてしまう。三日坊主で終わらない!
だからマルチタレントという変な生き物がいるわけなんだけど・・・
ただ、私にも三日坊主で終わったことがある。
それは水泳!! なんの気の迷いか(笑)、小学生低学年の時にスイミングスクールに入会したことがあった。 下手くそではあったが、水は嫌いではなかった。 数メートルを一列になって泳いでいた時に、息が苦しくなったか疲れたかで私は途中で足をついてしまった。 するとちょうどそこにいたトレーナーが「途中でやめちゃダメでしょ」と”ポン”と私の頭を叩いた。
激しく怒られたわけでもないし、スパルタで特訓されたわけでもないのだが、そのたった一つの”ポン”が 私の気持ちを水泳から離れさせた。
なんか不思議だ。頑張ることは美と捉えているはずの私からフッと水泳はいなくなった。 急に「水泳を一生懸命やってどうするんだ」と思ってしまったのだ。 母親に言ったら、母もあっさり辞めさせた。 何回レッスンを受けたか覚えていないが、半年も通わなかったんじゃないかしら。
縁なのかもしれない。あとは向き不向き。 幼心に自分はスポーツには縁がないと感じたのかもしれない。
まあ、その後も本当に私は運動音痴で、特に球技は苦手も苦手。 中学校の水泳大会と球技大会は苦痛でたまらなかった。 高校に入るときにプールがないと知った時は嬉しかったくらいだ。
スポーツに関しては、全く「頑張ろう」という気持ちが起きないもんなー。 きっとこれが”キー”なんだろうな。 この「頑張る」と思えるか、思えないか。 これが習い事が続くか続かないかのキーなんだろう。
ピアノでも、始めて何か月かで辞めてしまう生徒さんがいる。 縁がなかったのか、向いてないのか分からない。
自分の水泳はさて置き、「まだ始めたばかり、なんにも分からないのに。」 「続けてみなきゃ楽しさも分からないでしょ」と先生的には思うところだけどね。