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北沢力です。
今日も僕の小言にお付き合いください。
ヽ(*´∀`)ノ モウウンザリ
僕らは台本などを読む機会が多いので当然、漢字と触れ合う機会が多いわけですが…
読めない漢字ってありますよね(笑)
僕はあまり勉強をした子ではなかったので、小難しい漢字があるとドキっとしてしまいます。
前渡しで読めない漢字を調べられる時間があればいいですが、前渡しで台本をもらえる仕事ばかりではありませんので、現場に行ってから台本に目を通す事もよくあります。
とはいえ、最近は携帯電話などでささっと漢字を調べる事ができるので、読めない漢字があったとしてもすぐに調べる事ができるようになりましたし非常にありがたいなと思う今日この頃です。
台本にルビをふって下さるようなありがたい現場もありますので僕みたいな頭の悪い人間にとっては非常にこれまたありがたいと思う今日この頃なのであります。
しかし…
間違って覚えちゃっている漢字ってありますよね?ありませんか?
ん~…例えば~…
腹立たしいなんて言葉がありますが…
はらただしい
なのか
はらだたしい
なのか
はらたたしい
なのか
このような微妙な言葉って結構ありますよね。
日本語を操る者としては、正しい日本語を提供しなきゃいけないわけですが、こればっかりは過去にちゃんと勉強をしたかしないかっていうような問題が浮き彫りになってきます。
読み方を間違えている事にも気付かず、どうだ!みたいな顔をしていると非常に恥ずかしい思いをします。
噛んだりロレったりするようなミスも当然恥ずかしいのですが、この漢字の読み間違いっていうのはもっと恥ずかしいです。
前もって台本を渡されているのにも関わらず漢字が読めない(調べて来ない)なんて声優は殆どいないと思いますが、この読み間違いに関しては、自分がそう思い込んでしまっているのであればもはや防ぎようがないミステイクです。
慌ただしい現場で、台本を渡されていきなり本番!みたいな現場ですと、台本をチェックする時間すら与えてもらえないので、本番で喋ってる最中に読めない漢字が出てくると冷や汗がでます(笑)。
さて問題です。
本番で喋ってる最中に突然読めない漢字が出てきた時、僕はどうするでしょうか!
①賭けに出て適当にソレっぽい読み方をしてやり過ごす
②『すみませーん!漢字が読めません!』と、素直に謝り、収録を止める
③突然咳込み、喉の調子が悪いようなフリをして、その隙に漢字の読み方をコソコソと調べる
さあ!どれだと思いますか~!
ヽ(*´∀`)ノ ワカルカナ?
正解は…
①です☆彡
ヽ(*´∀`)ノ アタッタ?
②と③っていうのは収録を止めちゃう感じになりますけども、①のように一か八かの賭けに出てソレっぽい読み方で読んでみたらもしかしたら合ってる可能性もあるわけで、合ってたとしたらそのくだりはOKになるわけで、②と③のように自ら収録を止めてまたそのくだりを録り直す手間が省ける可能性が①にはあるという解釈です。
③みたいな事はチョイスしたくないですね(笑)。②はその人のキャラによっては笑えるNGになりますが、プロとしては少々屈辱的なのではないでしょうか。
できれば全ての台本にルビをふって欲しいです(笑)。いやいや…そんなに声優を甘やかしてはいけません(笑)。漢字をちゃんと知るのも仕事のウチです…
なんて真面目なコメントで、今日のコラムを終わりたいと思います。
ヽ(*´∀`)ノ プロッポイ