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最近は新たなテーマを持って日々ラッパの練習に取り組んでおります。
とても小さな注意点でして、しかしこれがやっかいなくせだったりして、なかなかうまくいきません。
そのことについて書こうかなとも思ったんですが、あまり広がらなさそうなので、今回はちょっと違う話を…。
前に、夏に寄せる思いを綴らせていただいたことがあるのですが、夏といえばきゅうり(まあ1年中あるわけですが、もっとも美味しいのは夏ではないかと…)。
今回は、きゅうりについて書かせていただきます(とっても唐突ですが…)。
ぼくはきゅうりが大好きなんです。
どれほどきゅうりが好きかについて書かせていただきますね。
ゆく夏を儚む気持ちを込めて…。
さて。
ぼくは子どもの頃からきゅうりが好きなのですが、自分ってこんなにもきゅうりが好きだったんだな…、とつくづく思った事件があるんです。
あれはぼくが25歳くらいの時でした。夏の話です。
ぼくは年に1、2回、実家に帰省します。
夏に帰省する場合は基本、お盆のあたりなのですが、その夏はお盆からちょっと外れた時期に、ふいに時間が空いたので急に思い立って帰省したんですね。
帰ると、実家にはくにのお袋だけしかいませんでした。
くにのお袋は、帰ってきた息子をもてなそうとしてくれました。
「何もないから、お肉屋さんに行って、お肉でも買ってこようかね」
「いや、わざわざ買いに行く必要もないよ。あるものでいい」
「じゃ、魚屋さんに行ってお刺身でも買ってこようかね」
「いや、わざわざ買いに行く必要もないよ。あるものでいい」
「じゃ、きゅうりでも切ろうかね」
…。
少々、愕然としました。
ぼくにとってのきゅうりって、お肉やお刺身と並ぶ存在なんだな、と。
もちろん、美味しくいただきました。
ちなみにきゅうりの食べ方ですが、ただお塩を少々振るだけでOKです。場合によっては、そのままでも構いません。
高校の頃とか、お腹が空いて冷蔵庫を漁り、きゅうりがあれば真っ先に食べてました。
ヘタの部分だけ包丁で切って、くりくりくりと切った部分をこするとアクが出てきますよね。
そのアクを洗い流したら、そのままぱくついてました。
ぼくがきゅうりがどれほど好きかについては、実はもう1つ逸話があります(って、どーでもいい話ですが…。って、そもそもがどーでもいい話なんですが…)。
それは、ぼくが乳児の頃まで遡ります。
ぼくは、予定日よりも半月くらい遅れて生まれたようなんですね。
ある程度お腹の中で育ってしまい、生まれたときの体重は3750gだったとのことです。
そして、乳離れが遅かったそうです。
このままではいけないと、くにのお袋は自分のお乳に『宇津救命丸』を付けて、息子がお乳を嫌がるように仕向けたそうな。
この作戦は、まんまと的中しました。
ところが…。
以後ぼくは、食べ物をまったく口にしなくなったとのことです。
唯一、きゅうりを除いて…。
離乳食が、ただひたすらきゅうりだったわけです。
それからみるみると体重は落ち、普通の乳児の体格に戻ったとのことです。
…。
先日、ラーメン屋さんで冷やし中華をいただきました。
きゅうりをほうばった瞬間、夏の香りを感じました。
やっぱり夏のきゅうりが一番美味しいですよね。
ほんと、どーでもいい話ですみません。
夏ももうすぐ終わりですね。
押忍