« | Home | »

2013/08/28

最近は新たなテーマを持って日々ラッパの練習に取り組んでおります。

とても小さな注意点でして、しかしこれがやっかいなくせだったりして、なかなかうまくいきません。

そのことについて書こうかなとも思ったんですが、あまり広がらなさそうなので、今回はちょっと違う話を…。

前に、夏に寄せる思いを綴らせていただいたことがあるのですが、夏といえばきゅうり(まあ1年中あるわけですが、もっとも美味しいのは夏ではないかと…)。

今回は、きゅうりについて書かせていただきます(とっても唐突ですが…)。

ぼくはきゅうりが大好きなんです。

どれほどきゅうりが好きかについて書かせていただきますね。

ゆく夏を儚む気持ちを込めて…。

さて。

ぼくは子どもの頃からきゅうりが好きなのですが、自分ってこんなにもきゅうりが好きだったんだな…、とつくづく思った事件があるんです。

あれはぼくが25歳くらいの時でした。夏の話です。

ぼくは年に1、2回、実家に帰省します。

夏に帰省する場合は基本、お盆のあたりなのですが、その夏はお盆からちょっと外れた時期に、ふいに時間が空いたので急に思い立って帰省したんですね。

帰ると、実家にはくにのお袋だけしかいませんでした。

くにのお袋は、帰ってきた息子をもてなそうとしてくれました。

「何もないから、お肉屋さんに行って、お肉でも買ってこようかね」

「いや、わざわざ買いに行く必要もないよ。あるものでいい」

「じゃ、魚屋さんに行ってお刺身でも買ってこようかね」

「いや、わざわざ買いに行く必要もないよ。あるものでいい」

「じゃ、きゅうりでも切ろうかね」

…。

少々、愕然としました。

ぼくにとってのきゅうりって、お肉やお刺身と並ぶ存在なんだな、と。

もちろん、美味しくいただきました。

ちなみにきゅうりの食べ方ですが、ただお塩を少々振るだけでOKです。場合によっては、そのままでも構いません。

高校の頃とか、お腹が空いて冷蔵庫を漁り、きゅうりがあれば真っ先に食べてました。

ヘタの部分だけ包丁で切って、くりくりくりと切った部分をこするとアクが出てきますよね。

そのアクを洗い流したら、そのままぱくついてました。

ぼくがきゅうりがどれほど好きかについては、実はもう1つ逸話があります(って、どーでもいい話ですが…。って、そもそもがどーでもいい話なんですが…)。

それは、ぼくが乳児の頃まで遡ります。

ぼくは、予定日よりも半月くらい遅れて生まれたようなんですね。

ある程度お腹の中で育ってしまい、生まれたときの体重は3750gだったとのことです。

そして、乳離れが遅かったそうです。

このままではいけないと、くにのお袋は自分のお乳に『宇津救命丸』を付けて、息子がお乳を嫌がるように仕向けたそうな。

この作戦は、まんまと的中しました。

ところが…。

以後ぼくは、食べ物をまったく口にしなくなったとのことです。

唯一、きゅうりを除いて…。

離乳食が、ただひたすらきゅうりだったわけです。

それからみるみると体重は落ち、普通の乳児の体格に戻ったとのことです。

…。

先日、ラーメン屋さんで冷やし中華をいただきました。

きゅうりをほうばった瞬間、夏の香りを感じました。

やっぱり夏のきゅうりが一番美味しいですよね。

ほんと、どーでもいい話ですみません。

夏ももうすぐ終わりですね。

押忍

2013/08/28 07:06 | ohta | No Comments