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乗馬にも車の運転操作同様にライセンスがあります。
と言ってもないと持ってないと乗馬できないというわけではありません。
乗馬ライセンスは他の免許・資格とは違って取得することが目的ではなく、
乗馬本来を楽しむのが目的であります。
はじめは5級より乗ること(乗馬)下りること(下馬)が出来る等の基本的な操作(発進や停止)といった実技試験や手入れ方法や名称、乗馬時の服装等の簡単な筆記試験があります。
また3級からはエンデュランス競技や障害競技も加わり実際に馬術大会同様の経路を踏みます。
5級試験は3日間ほどで取得できるカリキュラムになりどなたでも受けらる事が出来て、
これを機に乗馬を始める方も多いです。
馬は4種の歩様があります。
1つは常歩(なみあし)肢の動く順序は右後肢、右前肢、左後肢、左前肢と4本の肢が順番に動き、4節(4拍子)のリズムを刻みます。分速は110メートルで人でいうウォーキングになります。
2つは速歩(あやあし・ダグ、トロット)左後肢と右前肢、右後肢と左前肢が一対になって動き、2節のリズムを刻みます。速度は常歩の約2倍です。
3つは駈歩(かけあし・キャンター)左手前(通常左回り時)と右手前があり左手前の場合は右後肢で地面を蹴り上げ、左後肢と右前肢がほぼ同時に出て最後に左前肢で地面をつかみます。3節のリズムを刻みます。速度は常歩の約3倍です。ここまでが馬術で求めまれる基本な歩様になります。(ピアッフェ、パッサージュ等の特殊な歩様を除く)
4つは襲歩(しゅうほ・ギャロップ)競走馬の歩様になり全力疾走です。リズムは4節で速度は分速1,000メートルです。
また扶助の仕方等によって様々な乗り方があります。軽速歩や反対駈歩など…次回に続けます!!