折に触れ、時々書かせていただいておりますが、今回はトランペットの練習法について、です。
ほとんどの方に、なんの役にも立たない内容ですが…。
これから始めてみようと思っている方や、始めたばかりのお子さまをお持ちの親御さんのお役に立てば…、ということで…(対象、少なっ…)。
始めます。
トランペットの練習において、もっとも大事なことは、
○毎日吹くこと
唇のコンディションを良好に保つことが重要で、そのためには毎日吹くことがまず重要です。
そして、これと同じくらい大事なことは、
○唇にダメージを与えないこと
むしろこちらのほうがより重要かもしれません。ちなみにぼくは、このことに気がつくのに25年くらい費やしてしまいました…。
毎日吹くことが重要で、かつ、1日1日、それなりの練習量を確保したところです。
しかし、唇を傷めつけてしまったら、むしろマイナスです。
なので、1日にたくさん練習しようとするならば、十分に休憩を挟みながら行うべきなんですね。
例えば、30分吹いたら45分休む、というように、吹いた時間よりも長い時間の休憩を挟む必要があります。休憩時間は長ければ長いほうが良い気がします。
そして唇の疲労が回復して、状態がいいところで次の練習に取り組む。これを繰り返すことが大切なんだな、と、最近つくづく思っています。
ちなみにぼくは、約2年ほど前から、ようやくこのようなスタイルで練習がきるようになりました。
現在の本業は、フリーランスのライターです。
昼ごはん前にちょっと練習して、夕方練習して、また夜に練習する、というようなルーティンが可能となったのです。
まあ、そうもいかない日もありますが…。
吹いては休み、吹いては休みということを繰り返していると、唇に「練習の成果」が、ドラックストアの「ポイント」のように蓄積されていきます。
ただ…。
「練習成果ポイント」は、本当に本当にチリのような単位です。
少しずつしか溜まっていきません。
そして練習をしない日があると、どさっと失効してしまいます…。
失効したポイントは、また地道に溜めていくしかありません。
なので、毎日吹くことが重要になってくるんですね。
また、唇を痛めつけるような練習をしてしまうと、同じく、「練習成果ポイント」が失効してしまいます。
唇は、音をコントロールするものではなく、コントロールされる側なんですね。
コントロールする側である口の周りの筋肉や、腹筋や指は、追い込んで鍛え上げていけばいいのかもしれないのですが、唇は追い込んで痛めつけるのではなく、上手に育てていかなくてはならない、というようなイメージです。
あくまでも、イメージですが…。
そして、我流の見解ではありますが…。
どうでしょう、参考になりましたでしょうか…。
こうやって、地道にポイントを貯めていくことだけが、上達の早道です。
多分…。
ポイント、貯めていきますよ〜。
押忍。