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2013/07/24

折に触れ、時々書かせていただいておりますが、今回はトランペットの練習法について、です。

ほとんどの方に、なんの役にも立たない内容ですが…。

これから始めてみようと思っている方や、始めたばかりのお子さまをお持ちの親御さんのお役に立てば…、ということで…(対象、少なっ…)。

始めます。

トランペットの練習において、もっとも大事なことは、

○毎日吹くこと

唇のコンディションを良好に保つことが重要で、そのためには毎日吹くことがまず重要です。

そして、これと同じくらい大事なことは、

○唇にダメージを与えないこと

むしろこちらのほうがより重要かもしれません。ちなみにぼくは、このことに気がつくのに25年くらい費やしてしまいました…。

毎日吹くことが重要で、かつ、1日1日、それなりの練習量を確保したところです。

しかし、唇を傷めつけてしまったら、むしろマイナスです。

なので、1日にたくさん練習しようとするならば、十分に休憩を挟みながら行うべきなんですね。

例えば、30分吹いたら45分休む、というように、吹いた時間よりも長い時間の休憩を挟む必要があります。休憩時間は長ければ長いほうが良い気がします。

そして唇の疲労が回復して、状態がいいところで次の練習に取り組む。これを繰り返すことが大切なんだな、と、最近つくづく思っています。

ちなみにぼくは、約2年ほど前から、ようやくこのようなスタイルで練習がきるようになりました。

現在の本業は、フリーランスのライターです。

昼ごはん前にちょっと練習して、夕方練習して、また夜に練習する、というようなルーティンが可能となったのです。

まあ、そうもいかない日もありますが…。

吹いては休み、吹いては休みということを繰り返していると、唇に「練習の成果」が、ドラックストアの「ポイント」のように蓄積されていきます。

ただ…。

「練習成果ポイント」は、本当に本当にチリのような単位です。

少しずつしか溜まっていきません。

そして練習をしない日があると、どさっと失効してしまいます…。

失効したポイントは、また地道に溜めていくしかありません。

なので、毎日吹くことが重要になってくるんですね。

また、唇を痛めつけるような練習をしてしまうと、同じく、「練習成果ポイント」が失効してしまいます。

唇は、音をコントロールするものではなく、コントロールされる側なんですね。

コントロールする側である口の周りの筋肉や、腹筋や指は、追い込んで鍛え上げていけばいいのかもしれないのですが、唇は追い込んで痛めつけるのではなく、上手に育てていかなくてはならない、というようなイメージです。

あくまでも、イメージですが…。

そして、我流の見解ではありますが…。

どうでしょう、参考になりましたでしょうか…。

こうやって、地道にポイントを貯めていくことだけが、上達の早道です。

多分…。

ポイント、貯めていきますよ〜。

押忍。

2013/07/24 11:16 | ohta | No Comments