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2013/06/29
genjitarou

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源氏太郎が また 取材記事掲載されています

 

今回はそのご報告です

 

昨年の10月に 腰椎破裂骨折した父 源氏太郎

一ヶ月リハビリ入院して退院

腰の痛みを克服

ついに 半年後の6月

座り姿の高座でありますが

 

先だって 東京浅草の 東洋館へ

復帰公演してまいりました。

 

いつもどおり 歌舞伎の口上から源氏物語の導入部

それから 霧島昇先生、伊藤久雄先生などの歌謡ショー司会セリフを

この日は 父 源氏太郎がトリでしたので

たっぷりとご披露したそうです

…その時の様子を

朝日新聞の記者さんが

6月27日夕刊 「文化面」で書いてくださいました

写真もカラーで載せていただいて

父も大変ビックリした様子で

私に電話してきました

 

芸人と申しますのは

いくつになっても

芸の虫…

 

父 源氏太郎 84歳ですが

 

あれやこれやと ネタの構築に 神経を向けております

 

コレは日常生活の大部分を占めておりまして

 

私は 物心付く頃から

 

こういう父と ずっと一緒にいたので

 

始終何か芸の事を考えているクセが

「そっくり」

 

「そのまま」

 

私 三増 巳也に くっついて参りました

 

ですから

 

父が ずいぶん前に

「もう こういう芸は古いから やめようかと思うんだけど…」

私に 一度だけつぶやいた事があります

 

しかし

私はそれが許せません…

 

自分の生い立ちを否定されたみたいなモンで

「冗談じゃないよお父ちゃん、そういうネタは私にくれなくちゃいけない!」

 

というわけで

私のその時の脅し(?)文句が結構こたえたらしく

 

細かいネタの間違いのチェックやら

短いバージョン・長口上の区別とか

場面別の説明など

 

電話で おさらいしたりする事も…

 

やはり 日常 緊張感がなくっちゃあ

こうはいかないなあ…

 

あの時

けしかけておいて良かったなと

…娘は思うのであります…

 

皆さん

ぜひ

ご高齢になられた御仁には

刺激を与えて差し上げてくださいね~

 

2013/06/29 11:57 | miya | No Comments