« 海が身体に戻ってきた | Home | 連載開始から1年半を振り返って…。 »
2013/06/30
最近良く思い出す言葉が、中学高校時代によく母に
言われていた言葉なんです。勉強ができるようになりたい
くせに努力は嫌いだった私に
「勉強は、やったらやっただけ成果がでるもの。こんな風に
ハッキリと正等に努力の結果が出るのは学生時代だけ。
社会に出たら頑張っても色んな要素で実力通り評価されないで
悔しい想いをすることもある。だから今、自分の実力で成果を
挙げられるうちにあげなさい」と。
ピアノなどの芸事はもちろん、社会生活の中では「自分の
ほうができるはずなのに。。。」と理不尽な想いをすることが
沢山あります。頑張っても頑張っただけの成果がでない、そんな
ことのほうが多いかもしれません。処世術や営業術も実力のうち
と言われ、本職の実力ではないところで評価されることも。
でも、でも、抜きん出た実力があれば、きっと評価してもらえる
はず、とも思います。プロになろうと決めてから先輩に言われた
言葉。
「この人がこんなところにいちゃいけない、そう思わせる演奏
をしていれば、きっと誰かが認めてくれる。自然にふさわしい
場所に出ていけるから頑張れ!」
この言葉を信じて、演奏以外の色んなことに気を揉めること
もあるけれど、やっぱり自分の演奏を追求していかなければ
いけないな、と思うのでした。
2013/06/30 11:49 | toyama | No Comments