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2013/06/30

春からブライダルの挙式でウェディングマーチや賛美歌を歌う聖歌隊の仕事を始めた。

まだ数をたくさんこなしてはいないが赤の他人の挙式であっても、
幸せなカップルや涙ぐむ親族の皆さんを眺めていると私までが微笑ましくなったり涙ぐんでしまう。

神父が仰る説教でさえ心に響くのだ。
その素敵な空間で歌でもって祈りを捧げられる仕事は本当に光栄な仕事だと感じる。

ふと気づけば、私の友人たちが結婚ラッシュで今年何組が挙式を挙げる予定なのだが…
友人たちがバージンロードを他人が歌うマーチで入場するのを眺めているより、私が携わり学生時代から共に歌い聴いてきた私の歌で緊張をほぐしてあげたいと考えた。

思い切って「挙式の聖歌隊私に任せてくれないか?」
余興で歌を贈るのではなく、誓約する神聖なる場で大事な友人たちに祈りたいというのが私の願いだった。

「ういかの歌で入場できたら、こんな嬉しいことはないです」
という言葉が返ってきたときには、片思いの人から交際OKの返事をもらったかのような気持ちになった。

ひと組目の友人の挙式は8月
チャペルではなくガーデン挙式だそうだが…
全霊で祈りたい。

2013/06/30 01:11 | uika | No Comments