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2013/06/24
先月某グループの総選挙を拝見していて、昨年の総選挙での名言を思い出した。
『「後輩に席を譲れ」と言う方もいるかもしれません。
でも、私は席を譲らないと上に上がれないメンバーは(グループ)では勝てないと思います。
略…
潰すつもりで来てください。私は何時でも待っています。
そんな心強い後輩が出てきたならば、私は笑顔で卒業したいと思っています。』
私は歌劇の世界に携わっているが
歌手が本当に花開くのは40過ぎてからだ!と言われ続けていた。
そのため、20、30代の若手はベテランのスターたちが引退しないことには大きな団体ではキャスティングされにくい…とも言われていた。
とにかく芸事を続けること、空き席はほとんどないがふとチャンスがくるはずだ!と言われながら。
しかしながら、退いてもらわないとキャスティングされないようではいつまでもプリマになる器になれないということに、ふと気がついた瞬間がある。
師匠が
「あんたの歌を歌いなさいよ。私のコピーをしてほしいわけじゃない。
そんなに弱音で怖気つくなら、もうこの仕事やめなさい。
私をこえていかなきゃならないんだから。」
と仰ったこと。
この言葉は、あの名言に近く
また私の甘ったれた頭をバコーンと叩いてくれた。
技術は与えてもらうものではない
チャンスも与えてもらうものではない
技術は自分自身で身につけ、時に盗むもの
チャンスも常に目をはり、伺い、狙うもの
自分がなにが劣っていて何がウリなのかを客観視し続ける
私はまた、気持ちを切り替えて貪欲に精進していきたい
2013/06/24 02:20 | uika | No Comments